みなさんのまわりに「サバサバ女子」と呼ばれる女性はいませんか?
一般的に「サバサバ女子」といえば、
・裏表がない
・物事をハッキリ言う
・男女に同じように接する
……などのイメージがあると思いますが、実際には「サバサバ」の定義はかなり曖昧です。「サバサバ女子」って、いったい何? そして、「サバサバ女子」と呼ばれる女性たちは本当にサバサバしているの?
そこでウートピ編集部では、周囲が「サバサバ女子」と認める女性4人を集めて座談会を開いてみました。
「サバサバ女子」が実際にどのくらいサバサバしているのかが明らかになった前回に引き続き、今回は彼女たちの恋愛事情に迫りましたサバサバ女子はどんな恋をしているの?
今回、座談会に参加してくれたのは、こちらの4人。
大崎さん(仮名):マスコミ勤務/(32歳)/ディレクター
品川さん(仮名):広告代理店勤務/(29歳)/広報担当
上野さん(仮名):通信系企業勤務/(31歳)/マネージャー
田端さん(仮名):IT企業勤務/(29歳)/広告担当
第1回:サバサバ女子の正体…そのディープすぎる世界に飛び込んでみた
第2回:サバサバ女子の生態を探るべく、プライベートに迫ってみた
パートナーは見つけたらさっさと付き合う
——第3回では、いよいよ恋愛面を探っていきたいと思います!! いやーもうこのトピックは盛り上がること間違いなしですね!! ではさっそく参りましょう! みなさんの理想の男性のタイプは!? 品川さんはご結婚されてますよね!?
品川:あたしはダンナさんが大学の同級生。マイペースな人です。自分のやりたいことに付き合ってくれる人かな。どうやら、ダンナは「マイペースで、活発で、自分の考えがある人」がタイプみたい。
——ほう。もっと詳しくお願いします!
品川:学生の時から5、6年付き合って、あたしが「仕事辞めて海外行く!」って言い出した時も、彼は止めなかった。さすがに止められるかなと思ったら「やりたいことあるなら、行ったほうがいいんじゃない?」と背中を押してくれたんですよ。ここで別れないなら「結婚しなきゃダメだな」って思いましたね。
全員:めちゃいいダンナさんーーーー!!
品川:あたしは「サバサバ女子」ってことでちょっと変わってるし、ニッチな層にしか絶対合わないし、結婚なんか無理って思ってた。でも、ダンナさんとはたまたまタイプが一致して。「そんな人は現れない」ってちょっと諦めてた部分もあったからダンナさんを見つけた時はさっさと付き合っちゃったんです。
——「さっさと付き合った」って。姉さん、カッケっす! カッケっす!! 姉さん!!!(泣)
品川:いや、まぁ、自分がこういうタイプだから、こういう人しか無理って考えたところも、正直あったし。
——なるほど……。でも自己分析して自分に合ったパートナーを選んでるところがスゴいですよね。
雨の日にはメリー・ポピンズ
——ではお次の方の理想のタイプを教えてください。田端さんはどんな人が好きなんですか?
田端:あたしは「変態」が好き。
全員:え(何言ってんだ、この人)
田端:あたし、完全にツンデレだから彼の前では「最高のギャップ」を見せたい。ツンデレのワールドレコードに出たい。
——なんですか、それ。ツンデレのワールドレコードなんて聞いたことないですよ。何言っちゃってるんですか!? ……で、結局彼の前ではどんなデレかたをするんですか!?
田端:全力で相手にエンタメを提供したいんですよ。例えば、デートでも原価をいかに安く楽しくできるかを最優先して考える。カフェで3時間一緒にいるだけでもすごく楽しめちゃうタイプ。なんでもない日常の中でデレデレを極致まで持っていきたい!
全員:(爆笑)
田端:例えば、彼氏がお風呂に入ってるとするじゃないですか。そこにあたしが服を着たまま「着衣水泳!!!!!」って叫びながら風呂に入る。そんな非日常感を味わいたいんです。
全員:(爆笑)
上野:田端さんみたいに、会社で一匹狼のサバサバ女子がそれをやるとグッとくるな。ギャップ萌えするわ!!!
大崎:「かまちょ(かまって欲しい)」の一種か。
——(……スゴいな、上野さんも大崎さんも、ふたりとも理解できるんだな)
田端:雨が降ってる時は、家の中に傘を持ち込んで「メリー・ポピンズ」の曲で踊りだすとか。普段、絶対に誰にも見せないおちゃめな自分を彼の前ではさらけ出す!!!
品川:ってか、しんどくない?(笑) ずっと彼の前でエンターテイメントを提供し続けるの。
田端:全力で続けられる。それが自分のストレス発散だから。あたしが全力で打ち出すヘンなネタをすべて受け入れてくれるぐらいの男性がいい。一緒に踊りだしちゃうくらいの人。彼氏にしかこの顔は見せない! 親にも親友にもムリ。だから今、彼氏いないからストレス溜まっちゃう。
品川:それがストレス発散って全然わかんない。
——(うん、私もよくわからない)
好きなタイプはフェミニン男子?
——とりあえず恋愛のタイプは、それぞれのペースにあった人が理想ってことのようですね……!
ちなみに大崎さんは、第1回で明かされていたように彼氏が女子力高めとのことですが、フェミニン男子が好きなんですか?
大崎:そうかもしれないですね。自分に弱みを見せてくれる人がいい。あたし自身は弱音は吐かないけど。言ってもしょうがないし(笑)。なんかあった場合は、相談はいっさいなしで全部事後報告です。グチとかも言わない。弱音を弱音のままにしときたくないんですよ。「解決策を考えたい」って考えちゃう。
——超絶ロジカルですね。
大崎:弱音みたいなカタチでは人に話さないかな。何でもネタにしちゃいます。悩んでる風ではなく、「クソめんどくさいことがあったんだよねー(笑)」ってネタっぽく伝えるんです。
でも、「弱音を受け止めてほしい男」は無理
——ちなみにこの中で弱音を吐く人います?
全員:………………(無言)
田端:あ、あたしは弱音吐いてる自分に酔うことある。
品川:それどゆこと?(笑)
田端:一般社会には一切弱音を吐かないけど、すごいツンデレだから彼氏の前でしか弱ってる自分(デレ)を見せれないんですよ! 親とか友達にはそんな自分見せれない。そのデレをわりと楽しんでやってる。だから、弱音を吐いてデレしてる自分が好き、みたいな(笑)。
品川:あたし、旦那にはわりと吐くかも。「疲れた」とかTwitterに書くこともあるけど、だんだん書けない話が増えてきたから。
上野:弱音を吐けるか吐けないかで「この彼とは無理だ」って思うことはあるかも。吐いたらダメな男っている。自分が吐いて、それをこっちに受け止めて欲しい人。そういう人は「お母さん」を求めてるし、無理だな。
田端:負が帯電しちゃう人はダメ!
上野:うん。カジュアルになるか、解決策を一緒に見出だしてくれる人がいい。
——なるほど。そりゃ毎日お仕事頑張ってたら、誰だってたまにはしんどくなる時がありますよね。わりと乙女というか、パートナーの前ではおちゃめだったり素直だったり、そういう一面もあるんですね。
いやーなんか、「サバサバ女子」ってかわいいな。親近感湧いてきたなー。次はいよいよ最終回、「サバサバの本質」をズバリまとめていきたいと思います!