ジューンブライドという言葉もある通り、6月は結婚のシーズン。今月、友人や知人の結婚式に呼ばれているという人もいるのではないでしょうか。
最近は、結婚を控えた”プレ花嫁”が悩みを相談したり、情報交換や意見交換を行ったりするプレ花嫁会がSNSを中心に話題を集めています。
そこで、情報検索サイト「ぐるなびウエディング」が 披露宴・披露パーティなどのブライダル・セレモニーの実態を調査・分析し、調査結果を発表しました。
プレ花嫁会、若い世代ほど参加意欲が高い
これから結婚式を挙げる予定の女性が集い、結婚式の情報を交換する「プレ花嫁会/花嫁会」について聞いたことろ、未婚20代女性では「知っている」と回答した人が41.8%、未婚30代女性では30.0%、未婚40代では34.4%となりました。
また、プレ花嫁会に「参加したい」「やや参加したい」と回答した人は、未婚20代で56.4%、未婚30代で44.7%、未婚40代で39.3%と年齢が若いほど参加意欲が高いことがわかりました。特に未婚20代前半(20~24歳)では、62.4%と6割を超えました。
独身の友人には相談しづらい?
また、「結婚前に、結婚式に関する相談をしづらかった人は誰ですか?」という問いについて、半数近くが「特になし」と回答したものの、「独身の友人・知人」が28.4%と、約3人に1人が相談しづらかったという結果になりました。
理由は、「先に結婚するから気まずい。(20代前半)」「どんな相談もノロケになってしまいそうで、なんとなくしづらかった。(30代前半)」「結婚を望んでいる友人もいたので、申し訳ないと思ったので。(40代前半)」という回答があがりました。
一方で、結婚前でテンションが上がっている状態(ウエディングハイ)の友人・知人から結婚式に関する相談をうけ、内心不快に感じたことがあると回答した人は全体で未婚女性23.4%、既婚女性13.2%、すべての年代で未婚者の割合が既婚者を上回りました。
理由は「こちらが結婚の波に乗り遅れていると悩んでいることも知らず、笑顔で自慢されると疲れる。(20代前半)」「その時は私に彼氏がいなかったので、自分の将来が不安になってしまった。(20代後半)」「幸せオーラをなびかせながら未婚の人々を見下して話しまくっていたから。(30代後半)」という回答があがりました。
調査を実施した「ぐるなびウエディング」は「特に20代では既婚の友人・知人の割合が低く相談相手がいないという理由から『プレ花嫁会/花嫁会』人気の背景にあると考えられます」と説明しています。
【調査概要】
調査日:2017年05月19日〜22日
調査方法:インターネット調査
①全国20~49歳・既婚男女で、結婚1年目~5年目までの人で且つ、「挙式」または「披露宴・披露パーティ(披露宴/少人数の食事会/1.5次会)」のいずれかを開催した人
②全国20~45歳・未婚男女で、パートナー(恋人)がいる人で且つ、結婚が決まっている人、または、将来的に結婚を考えている人
サンプル数:①3,110件 ②1,030件