「時間はお金よりも貴重」オトナ女子が思い切ってやめたこと9選

「時間はお金よりも貴重」オトナ女子が思い切ってやめたこと9選

「時は金なり」

この言葉が身にしみ始める年頃って、ありますよね?

仕事が楽しくなってきて、プライベートでもやりたいことがいっぱい……時間がいくらあっても足らない。寝てる時間がもったいないくらい。

そんな日々の中でいったい、みんなどうやって時間を確保しているの?という疑問が浮かびました。そこでウートピ編集部では、アラサーから30代の女性のみなさんに「時間」を捻出するために始めたこと/やめたことをヒアリング調査してみました。

職場の近くに引っ越した

(32歳・IT企業勤務)

以前は「会社から少し遠くても広い家に住みたい」と考えて、京王線沿線の京王八王子で1LDKの部屋にひとりで暮らしていました。でも、入社6年目を過ぎた頃から、自分が担当するプロジェクトが忙しくなったんです。で、残業が続いた日にふと、「仕事で疲れてるのに、1時間以上も満員電車に揺られて帰るのは非効率だよなぁ……」と感じ、引っ越しを決意。

すぐに会社がある飯田橋の1Kを借りて移りました。家賃は6万円増しで部屋も狭くなってしまいましたが、その分断捨離もして気分はスッキリ。会社から徒歩7分なので、どんなに残業が続いても、毎日6時間は睡眠時間を確保できるようになりました。京王八王子に住んでいた頃は終電を過ぎると4時間眠るのも難しかったんです。

7年も住んだ、お気に入りの広い部屋を手放すのには勇気が要りましたが、思い切ってよかったなぁ、と思います。

女友達との時間に「区切り」をつけた

(33歳・IT企業勤務)

女友達と過ごす時間はもちろん大事。でも、ある時、「最初の2時間は楽しく話せるけど、3時間を過ぎるとダラダラしてしまう」という法則を発見したんです。ダラダラ会うと、別れた後に「なんか、時間をムダにしたかも」と感じてしまうんですよね。

以来、女友達と会うのは休日の昼と決めて、あらかじめ「夕方から用事があるから◯時までしかいられないんだけれどいい?」と伝えるようにしています。ちなみに「昼」に決めている理由は、夜に会うと、つい終電までダラダラしてグチの言い合いになってしまうことに気づいたから。夜は、仕事関係の人や男性と会うようにすると、物事がスムーズにいくようになりました。

あと気をつけているのは、女友達同士で会う時は「3人まで」というマイルール。
4人以上で会うと、浅い話で終わってしまって「何のために会ったんだっけ?」となることが多いので。やっぱりベストは自分と相手の2人。その方が密度の高い会話ができて、満足度が高いんです。

移動手段をタクシーに切り替えた

(31歳・出版社勤務)

仕事柄、外出の多い私。タクシーだとお金がかかるので、電車移動を心がけていました。でも、経路を確認したり、乗り換えをしたりしていると、結構時間と労力をとられていることに気づいて。電車に乗っている時間は仕事ができるけれど、それってほんの数分ですし。

1日のうちに何度も移動するので、ある時から「移動のせいで仕事の効率が下がっている……」と感じるようになり、思い切ってタクシー移動に切り替えました。タクシーなら道順を心配する必要もないし、ゆったり座ってPCを開き、クライアントのメールに返信したりできます。たぶん、合計すると1日に50分くらいタクシーに乗っていると思いますが、それを仕事時間に充てられるようになったのは、嬉しいですね。

意味のないMTGへの参加をやめた

(33歳・IT企業勤務)

仕事上、どうしても必要になってくるミーティング(MTG)。先方が訪ねてきてくれるならいいのですが、自分が出向いていくとなると、行き帰りに1時間か、下手すると2時間くらいかかってしまいます。MTG自体は1時間なのに、合計で3時間もとられてしまう……。

そこで、「とりあえず打ち合わせましょう」というノリの、目的が曖昧なMTGは、電話やメール、スカイプに置き換えて極力時間をとられないようにしました。今は、「どうしても会いたい人」「人柄を確かめないと前に進めない案件」「立場上自分が出ていかなきゃいけない場合」「頭を下げなきゃいけない事態」以外は直接会わないようにしています。

これを実行するようになってからは、相手に「この人は忙しいんだ」と印象づけられたのか、下手に呼び出されなくなりました。自分の価値を高めるためにもこの選択は有効です。

キンドルを導入した

(28歳・IT企業勤務)

読書が好きな私は、時間があれば本屋に立ち寄り、雑誌から自己啓発本までいろんな棚をチェックしては、数冊まとめて購入していました。ところが、転職を機にその時間の確保さえ難しい日々が続くように……。でも、本は物色したいし、たくさん読みたい。

そこでキンドルを導入して、本屋に立ち寄る時間はなくても読書の時間は確保できるようにしたんです。キンドルならiPadやスマホでちょっとした隙間時間で読めるので、重宝しています。それに、家に本が増えないので、もう収納場所に悩まなくていいというメリットも。

割引クーポンを使うのをやめた

(33歳・広告代理店勤務)

カードのポイントや株主優待券など、割引チケットを活用して、旅行をしたり映画を観たりしていた私。でも、去年の夏にクレカのフリーステイギフトで旅行していた時に気づいたんです。「タダだから」「安いから」という理由で何かをしても、楽しみ方が中途半端だな、と。

旅行するにしろ、映画を観るにしろ、レストランで食事をするにしろ、やっぱり自腹を切る方が事前にきちんと調べて予定を立てる分、失敗もしないし、得るものも大きいんです。それに、いくら無料だったり、ディスカウントがあったとしても、行けば交通費の他に細々とした出費はありますから。割引クーポンの利用はやめて正解でした。

テレビやYouTubeを見る時間を減らした

(29歳・ベンチャー企業勤務)

昔からテレビっ子だった私。特にバラエティが大好きなんです。テレビを見ていない時間は、もっぱらYou Tubeでお笑い動画や見逃したドラマを見ていました。でも、最近は自分がオトナになったのか、「笑えるけど、くだらないな」と感じる番組も多いことに気づいたんです。今さらながら、「この時間、ムダかも……」と。

そこで最近は、本当に面白いと思えて、なおかつ仕事やプライベートにもいい影響を与えてくれそうな番組のみ選んで見るようにしています。たとえば、「林修の今でしょ!講座」や「ホンマでっか!?TV」「マツコの知らない世界」などはいいですね。

空いた時間は本を読んだり、勉強や仕事をしたりするのに充ててます。子どもの頃からの習慣も、意外と簡単にやめられるものなんだなぁ、と自分でも感心しています(笑)。

家事を家電に任せた

(33歳・IT企業勤務)

同期の男性と結婚したんですが、おたがいに忙しく、「家事を分担しよう」といっても、そもそもふたりとも家にいる時間があまりない状態。それなら「家事は家電に任せて時間を短縮しよう」と話し合いで決め、食洗機、ドラム式洗濯機、ロボット掃除機を導入。

ドラム式洗濯機なら乾燥まで一気にやってくれるし、ロボット掃除機も出勤前に稼働させておけば掃除もラクチン。おかげで夫婦の時間も増えたので、よかったです。

行くべき飲み会を厳選するようにした

(32歳・マスコミ業界勤務)

「人脈づくりのため」と、社会人になってからこれまでずっと、ありとあらゆる飲み会やイベントに参加してきました。でも、ふと「こんなに飲み会に顔を出してるけど、本当に役に立ってるんだっけ?」と考え直した時、答えはNOでした。そこから、「広く浅く」続けていたお付き合いを「狭く深く」にシフトチェンジしました。交際費も3割くらいまで減ったし、夜自由に使える時間も増えたので一石二鳥。

そして気づいたのは、次々と新しい人と知り合うよりも、普段から大事にしている仲間から紹介される方が、信頼できる人に出会える確率が高いということ。「狭く深く」の人脈から知り合った人って、ビジネスのつながりに止まらず、損得勘定なしに付き合える友人になっていくんです。本当に一生モノの人脈ですね。

「時間」を手に入れるための、みなさんのちょっとした決断。その決断には少々勇気がいるものもありそうですが、どれもちゃんと満足につがなっているんですね。「時間が足りない……」と感じるなら、思いきって何かを変えてみてもいいかもしれません。

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