梅の花が咲き始め、春が待ち遠しい季節ですが、気になるのが花粉。日本気象協会によると2月から花粉シーズンに突入する見込みです。毎年のように、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状に悩まされ、日常生活に支障をきたしている人もいるでしょう。
また、花粉症の症状が出ると、肌荒れをするという人も少なくありません。実は、花粉などの微粒子汚れの付着は、春先の肌荒れの原因の一つ。加えて、一日中ティッシュで鼻をかんだり、目をこすることで、肌は赤くなってボロボロの状態に……。メークのノリも悪く、「せっかくの春を楽しめない!」という人も多いのではないでしょうか?
働く女性の44%が花粉に悩んでいる
このたび、資生堂のスキンケア・メイクブランド「dプログラム」が、全国の20〜30代の働く女性(化粧品、医薬品関連従事者を除く)を対象に、「女性の“花粉の時期あるある”」に関する調査を実施しました。同調査では、働く女性の44.0%が花粉に悩み、その中の33.9%が「毎日が憂鬱になるぐらいかなり花粉に悩んでいる」と答えています。
9割以上の人が花粉時期の「メイクが憂鬱」
また、花粉の時期のメイクについて、毎日が憂鬱になるほど悩んでいる人の96.1%が、「花粉の時期の化粧に悩む、化粧をすることが憂鬱に思う」と回答しました。その理由を複数回答で聞くと、「鼻を頻繁にかむので、口もとや鼻付近のメークがすぐ崩れてしまう」(80.8%)、「目のかゆみで、すぐにアイメークが崩れてしまう」(66.7%)、「花粉による肌荒れでかゆみやヒリヒリ感がある」(55.6%)がトップ3に挙がりました。
花粉に悩む女性の約3割がノーメーク!?
花粉の時期になると、化粧をすることも憂鬱になることが分かりましたが、「鏡で自分の顔を見たくない」(72.8%)、「化粧が雑になる」(67.5%)、「マスクをした時の可愛いメーク方法が分からない」(66.5%)といった声も。そんな悩みからか、「化粧を全くしない」と答えた人が31%いることが明らかになりました。
「ティッシュを鼻に詰めて仕事をしたことがある」人も…
最後に、花粉の時期“あるある”について調査。「肌がかゆくてかいてしまい、気付くと化粧が落ちて疲れ顔に見られる」(79.1%)、「肌荒れを隠すためにマスクをすることがある」(67.5%)という美容に関する悩みから、「ティッシュを鼻に詰めて仕事をしたことがある」(61.2%)、「花粉症が原因でデートをドタキャンしたことがある」(24.3%)といった赤裸々“あるある”も見受けられました。
くしゃみや鼻水、目のかゆみだけでなく、肌荒れも引き起こす花粉の時期。まずは、肌のバリア機能を高めるために保湿をしっかりと。メイクをするのも億劫になりがちですが、ファンデーションで肌をバリアすることも大切なことです。少しでも花粉をブロックする対策をしながら、思いっ切り春を楽しみましょう。
【調査概要】
調査期間:2016年10月25日〜27日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の20〜30代の働く女性(化粧品、医薬品関連従事者を除く)
有効回答数:Q1・10,000人、Q2・4,401人、Q3・Q5〜・206人、Q4・198人
(渡邊晃子)