働くアラサーの頭の中を図解してみた。恋愛と仕事のカンケイは?

働くアラサーの頭の中を図解してみた。恋愛と仕事のカンケイは?

仕事と恋のバランスは十人十色です。働くアラサー女性のためのニュースサイト「ウートピ」では、今回みんなの「仕事と恋愛の関係性」をリサーチ。6人のアラサー女性にスケッチブックを渡し、仕事と恋愛のカンケイを図にしてもらいました。そこから見えてきたリアルとは?

恋愛は仕事のエネルギー源

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「結構単純な性格なので、恋愛がうまくいってると、ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦』で石原さとみさん演じるヒロインみたいに“よしっ! 仕事頑張るゾー!!!”って思えるんです」(Hさん・29歳・会社員)

「大切な人を幸せにすること」が人生の目的という彼女にとっては、仕事も恋愛もその手段。ハッピーな恋愛で生まれたエネルギーが、仕事の活力になって、それがさらに誰かの幸せにつながっていく。そういうポジティブ・ループを生み出してくれる恋愛が、Hさんの理想のようです。

両方うまくいっている時こそ、成長できる

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「仕事だけ、恋愛だけ、うまくいってる時って、成長を感じないんですよね。両方順調にいっていると、“あ、私、成長してる”って思えます」(Mさん・31歳・外資系コンサル勤務)

「20代の頃は、がむしゃらに仕事だけ、恋愛だけできたんです。でも、最近は“誰かのため”という要素がないと、頑張る意味を見いだせなくなって。大切な、この人のために頑張ろうと思えた時、自分が大人としてちょっと成長できたなって感じました」

自分のためだけにがむしゃらに頑張れるのは、20代まで。30歳を過ぎると、だんだん「自分のためだけ」では行き詰まるようになるもの。ウートピ世代として、とても共感できるMさんの回答でした。

恋愛は、仕事の「養分」に変える

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「私にとって恋愛は仕事の“養分”ですね。仕事は、私が時間とエネルギーを注ぎ込んで育てている大事な植物で、恋愛はそれを支える土や水みたいなイメージかな」(Uさん・32歳・マスコミ)

できれば四六時中、仕事のことを考えていたいというUさん。一緒にいる時間も仕事話で盛り上がれる相手が理想なんだそう。

「やっぱり今は仕事が楽しくて。自分で立ち上げたプロジェクトが正念場なので、恋愛も仕事の“肥やし”になるならするって感じかな」

「とにかく勝気で成長意欲が強い性格」と自己分析するUさんは、「得るもののない恋はしたくない」と話します。

「『この人、自分にないもの持ってる、すごいな』って尊敬できたら、付き合っちゃいますね。恋愛期間に自分の頭の中をアップデートしていくんです」

恋愛に振り回されるなんてプロじゃない

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「仕事は生活の土台。仕事がまず基本にあって、その上で恋愛ができる」(Sさん・33歳・IT)

「恋愛は別になくてもいい」というSさん。

「恋愛は一人でするものではなく、相手があって初めて成り立つもの。こちらがいくら頑張っても相手の気持ちや状況次第でうまくいかない時もある。だから、タイミングや成り行き、直感に任せてあまり考えすぎないようにしています」

時には同時進行の恋愛もあるそう。

「仕事は恋愛に比べればある程度自分でコントロールできるし、経験や努力は(報われなかったとしても)必ず自分の糧になる。恋愛に振り回されて仕事にも影響が出てしまうのはプロ失格。自立しているからこそ相手に依存しない自由な恋愛ができると思っているので、仕事が第一ですね」

不器用で一つのことしかできない

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「今は起業してバリバリ仕事してるので、恋してませんが、もともとはかなり恋愛体質だと思います」(Zさん・35歳・自営業)

「私の場合、恋をしちゃうと仕事は二の次になっちゃいますね。会社員ならデートのために5時に嘘予定を書き込んでフェイドアウトしちゃうタイプです。不器用なので、同時に二つのことはできないんです」

30代も半ばで自分の不器用さが痛いほどわかっているからこそ、あえて恋愛にブレーキをかけることもあるようです。

「起業しようと決めた時に、“仕事に集中したいから”という理由で別れました。涙々の別れでかなり苦しみましたが、考え抜いた末に“人生でやりたいことは仕事だ”と結論したので」

自分で立ち上げた仕事を軌道に乗せるまで、あと10年弱かかるだろうと予想しているというZさん。それまでは完全に恋愛は封印するつもりなんだそう。「でも、40代は恋愛を謳歌しますけど」と冗談まじりに話していました。

「誰かに満たして欲しい」は間違い

最後に、26歳ながら今回のヒアリング調査に協力してくださったRさんの回答をご紹介。

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「私は恋愛が人生のベースにある感じですね。恋愛がうまくいっていると、基盤が安定するから仕事も頑張れて、社会に価値をプラスできてる感じがする。逆に恋愛がうまくいっていないと、人生全体に満足感がわかないんです」(Rさん・26歳・IT)

現状を聞くと、Rさんは今のバランスに満足していないのだそう。

「最近、だんだんわかってきたんです。自分以外の“誰か”に満たしてもらおうとする発想自体が間違ってるんじゃないかなって」

アラサーと呼ぶにはまだ早い(?)Rさん。彼女の恋愛観がどう変わるのか興味深いところ。

「仕事」と「恋愛」をめぐる30代女性の複雑なココロ。「どっちも」「どっちか」「表裏一体」「持ちつ持たれつ」、いろんなカンケイが見えてきました。あなたはどのタイプでしたか?

(編集部)

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