遠距離カップルは税金が軽くなるって、本当? 

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遠距離カップルは税金が軽くなるって、本当? 

離れて暮らす新婚世帯を支援する税制度を内閣府が作ろうとしている。そんなニュースを今月4日、「日本経済新聞」が報じました。

遠くに住む男女が結婚する場合、夫婦が通勤できる地域へ引っ越す時の転居費、お互いの仕事の都合で別居となる場合にお互いが行き来するための交通費を所得税や住民税の控除対象とすることで、カップルの経済的な負担を減らすという内容です。

遠距離を理由に結婚を諦めるカップルが増えないようにする少子化対策の一環とのことですが、果たしてこの制度によってカップルが「じゃあ結婚しよう!」となるのでしょうか。

遠距離だから結婚を断念するケースはないのでは?

ウートピでは遠距離恋愛の経験者、もしくは遠距離恋愛中の男女にヒアリングを行いました。

「一見素敵な支援に見えるけど、てんでダメですね。まず『双方が』通勤できる場所への引っ越し、それはもはや遠距離ではないです、中距離。でも中距離恋愛の人たちへの後押しにはなるかもしれませんね。しかし、別居婚を推奨しているような支援は、本当にダメ。女性の負担がとにかく多すぎて、安易に出産になんて至りません。子ども産んでほしけりゃ給料あげろ、一択ですよ」(30代前半、遠距離恋愛の末に結婚した女性)

「結婚すれば子どもができるでしょ? というオジサン政治家の顔がチラチラしますね。結婚したからと言って子どもができるわけではないし、子どもを作らない選択もあります。そもそも子どもを産まないのは、女性というだけで負担が押し付けられ、世間もそれをよしとしているような国で子育てをする自信がないからです。仕事をしている女性が安心して子育てできる環境にならない限り、子どもを産む気にはなれません」(30代前半、女性)

「遠距離恋愛中ですが、別居前提の結婚はしないと思うので結婚のきっかけにはならないと思います。まわりでも遠距離だからと結婚を断念するケースはあまり見たことないので、この制度によってどのくらいのカップルが恩恵にあずかるのか疑問です」(30代前半、男性)

なんとしても少子化を食い止めたいという政府の思惑もわからなくはないですが、結婚したからといって子どもができるわけではありません。結婚しても子どもを作らない選択をするカップルもいます。それぞれのカップルの選択が尊重された上で、もし子どもができた場合には夫婦が安心して子育てできるような環境が早急に整えられるといいですね。

(編集部)

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