Viva! Photodays 第16回

雨上がりに見た沖縄の虹 「あの日」の記憶が胸にしみるひとり旅

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雨上がりに見た沖縄の虹 「あの日」の記憶が胸にしみるひとり旅

耳にやさしいウチナーグチ

沖縄、特に那覇は1、2年に一度は行っているかもしれません。仕事であったり、お休みであったり旅の目的はいつも違うけれど、行くたびに「やっぱりいいな」と思います。

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のびのびと元気よく育つ植物たちと、力強い光。湿度の高い濃厚な空気。そしてよく笑う人々……。

力が抜けてやさしい(ように聞こえる)ウチナーグチも耳に心地いい。お年寄りの会話はまったく聞き取れませんが。

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そういえば、牧志公設市場をふらふら散歩していた時のこと。これ食べてみなさい、あれ食べてみなさいと、おばあさんたちがどんどん試食をさせてくれるのですが、自然と「どこから来たの」とおしゃべりが始まりました。

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そして、他愛もない会話をした後。ぽつりとひとりのおばあちゃんが言いました。「最近の若いもんは、楽しみがたくさんあっていいねえ……」

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どきっとしました。このおばあちゃんはどう見ても70歳は超えている。もしかして、沖縄戦を体験してる……? もちろん、そんなことは通りすがりの客には一言も言いません。ただニコニコしていて、とてもやさしい。

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こんなにきれいな島なのに。こんなにきれいな海なのに。永遠にあの戦争の記憶はついてまわってしまう。

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沖縄はいつも明るくて楽しくて、やさしく私を迎えてくれるけれど……。

雨上がりの空には虹がかかっていました。

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