シミ、ニキビ、シワ、毛穴、たるみ……肌トラブルは挙げればキリがなく、アラサー以上ともなれば「私は肌の悩みがひとつもない」と言い切れる女性は少ないだろう。ナチュラルに見えるメイクが主流のいま下地やファンデーションで隠すのは限界があり、美容雑誌やネット上は、素肌の状態を改善できる製品の広告や、正しい洗顔法などスキンケアの情報にあふれている。
例えば、洗顔フォームは肌を傷つけないように、たっぷり泡立てて使う――「泡洗顔」は、もはや当たり前となった知識。しかし実は、汚れだけでなく肌に必要な皮脂まで落としてしまう危険性がある洗い方なのだと、サイエンスコスメブランド『ビーグレン』の社長・児玉朗さんは語る。今回は、ビーグレンの製品が持つ特徴などをうかがった。
肌のすみずみまで染みこませる技術・キューソームって?
――「ヒアルロン酸、コラーゲン配合」など、高性能を謳ったスキンケア製品が次々に発売されています。でも実際使ってみると、どうもこれといった効果を実感できないということもあると思います
児玉朗社長:化粧水などのスキンケア製品に含まれる成分が、あまり肌に染みこんでいないからかもしれません。私たちの肌は、どんなに清潔にしても、汗や油でできた層で覆われています。一方、市販されているスキンケア化粧品は水溶性の物が多く、高性能な成分を配合した美容液を使っても脂ではじかれてしまうことがある。そこでビーグレンは肌のすみずみまで染みこむよう製品を開発しました。「キューソーム」という技術を使用しています。
――キューソームとはどんなものなのでしょうか。
児玉:キューソームとは皮脂に似た成分で作られた超微小カプセルに、肌状態を整える成分を包み込むことで、染み込みやすくする技術のことです(編注:ガン治療薬や麻酔など、医療分野で使用されているとのこと)これを世界で初めて化粧品に採用したのが当社で、販売できるのもビーグレンだけです。
——ヒアルロン酸やボトックス注入など、直接的な美容医療との違いはどのような点にあるのでしょうか?
児玉:それらの美容医療はたしかにシミやたるみ、くすみなどの肌トラブルにダイレクトに働きかけますが、それは一時的なこと。ビーグレンのスキンケアは皮膚にうるおいを与えて、すこやかに保ちます。
——欧米人と日本人とでは肌の質も違いますし、日本人の肌は繊細だと言われています。そのため、アメリカ生まれのビーグレンは刺激が強いのではないかと少し不安なのですが……。
児玉:日本で販売されている物に関しては、日本人の肌に合わせて作られています。配合される成分の優しさにもこだわり、刺激の強い殺菌剤などは使用していませんし、天然由来の成分を厳選。ビーグレンは販売店舗を持っていませんが、Web注文のみの販売にも関わらず愛用して下さる方が増え続けているのは、実際に使われて効果を実感された人が多いという証拠だと思っています。
——確かにビーグレンは、美容ライターやブロガーなどインフルエンサーのSNSでも評判を得るなど、口コミで広まっている印象です。広告などプロモーションを行ってこなかったのはなぜでしょうか?
児玉:ビーグレンは最新の科学をベースに、年齢を重ねた肌のエイジングケアに取り組んできました。目指すのは、ひとりひとりの肌トラブルに対応するカスタマイズコスメです。そのためには製品のみならず、購入前後のサポートも重要だと考えております。急に業績を拡大してしまえば、お客様との関係が希薄になり、サービスの品質が低下してしまう。こうした理由で、これまでプロモーションをあえて控えてきました。電話で24時間対応するスキンケアコンサルタントを置いて肌の悩みに対応するシステムを整えたり、Web上にも肌判定システムを導入するなど工夫しています。
——トライアルキットも8種類ありますね。
児玉:シミやシワ、たるみなど定番の悩みはもちろん、ほうれい線や眉間のシワ、色素沈着など、肌トラブルを19項目に分類し、悩みによって選べるように8種類用意しています。ビーグレンのブランドビジョンは、製品を作る/売ることではなく『肌トラブルで悩む人をなくして幸せにする』ということなんです。ですので、カスタマーサービスに力を入れ、365日返金保証つけています。お客様に対応するスキンコンサルタントは皮膚メディカルの教育をしっかりと受けた熟練者で、どんな肌の悩みも聞いてくれるので、まずは気軽に相談いただけたらうれしいですね。
——たくさんある製品の中でも人気商品は何ですか?
児玉:天然クレイ「モンモリロナイト」を使用した洗顔料『クレイウォッシュ』はリピーターが多いですね。実は肌トラブルを解決するにあたり、一番先に見直してもらいたいのは洗顔料。洗浄力の高い『泡洗顔』は汚れだけでなく肌に必要な皮脂まで落としてしまいがちなんです。すると、肌がつっぱって乾燥してしまい、シワやたるみ、大人ニキビの原因になってしまうこともあります。
——そうなんですか。
児玉:モンモリロナイトの粒子はとても細かく、スルリと毛穴の中へと入り込み肌の汚れや古い角質、余分な皮脂を引き寄せて落とします。吸着洗顔なのでゴシゴシこする必要がなく、肌への負担が少ないんです。
——洗顔後のケアにプラスしたいおすすめアイテムも教えて下さい。
児玉:大人ニキビやシミで悩んでいる方にオススメしたいのが『Cセラム』。ビーグレン製品第1号として誕生したロングセラー商品です。もちろんキューソームの技術はここにも使われています。目元ケアには『トータルリペアアイセラム』をぜひ。目元の皮膚は頬の皮膚に比べて1/3の薄さしかないデリケートな場所ですが、キューソームは成分がしっかりと留まって働くので、ハリのある目元へと導きます。「これまで何を使っても、どうも満足できなかった」と思っている方にお手にとっていただきたいですね。
『クレイウォッシュ』は洗いたてでも肌がもっちり
児玉さんおすすめの3アイテムを、筆者も3週間試してみました。
『クレイウォッシュ』は泥というよりジェルのようなソフトなテクスチャーで、いままでに体感したことのない肌馴染みのよさが印象的。普段はオイルクレンジング+泡洗顔だったので、これ1本で落ちるのかと不安でしたが、使ってみてビックリ。マスカラなどポイントメイクはダブル洗顔が必要だったものの、ファンデーションやアイブロウはしっかとオフ。さらに洗った直後からしっとり感が続き、急いで化粧水を使わずとも肌がもちっとしているのには驚きました。
ファンデのノリがアップした『Cセラム』
『Cセラム』は水のように伸びるテクスチャーで少しの量でも顔全体をしっかりとカバー。手の平で顔全体を包み込むように浸透させると、ほんのりと温かさを感じるのが特徴的です。使ってすぐはとくに効果を実感しなかったのですが、2週間ほどでキメが整ってくる感じがして、ファンデーションのノリがよくなったのもこれのおかげかも?
『トータルリペアアイセラム』で目の下がふっくら
ここ数年で一気にたるんでしまい、クマのようになってしまった目元。その目元がどれだけマシになるのかと半信半疑で使い始めたのが『トータルリペアアイセラム』。ジェル状のクリームはとても伸びがよく、少量でしっかりと目の周りをケアしてくれるコストパフォーマンスの高さも魅力です。マッサージするように塗布してすぐ、目の下がふっくらしたような感覚。3週間続けた現在、クマが解消されたとは言えませんが乾燥による目尻の細かいシワが気にならなくなってきました。
3つの人気アイテムを使ってみて、一番驚いたのは潤い度の高さ。洗顔後すぐに化粧水や美容液をつけなくてもカサカサにならず、触るともっちりとした感触。さらに肌にツヤが出たのか、周囲からは「ファンデ変えた?」「肌が明るくなった気がする」との声が。同時に使い始めた編集者も頬の毛穴にファンデーションが落ちるという汚い崩れ方をしなくなり、化粧ノリもUP。周囲からも「肌が綺麗になった」と褒められたとか。
ビーグレンを使い始めて、一番変わったことはスキンケアが楽しみになったこと。今まで面倒だと思っていましたが、使っていて気持ちが良いので、ひとつひとつの製品を塗ることが手間じゃないんです。この使い心地も、リピーターを掴んでいるヒミツかもしれません。
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