V6が積み上げた20年間の軌跡 ミッツ・マングローブも絶賛する彼らの魅力とは?

V6が積み上げた20年間の軌跡 ミッツ・マングローブも絶賛する彼らの魅力とは?

20周年を迎えたV6が愛され続ける理由

今年でデビュー20周年を迎えるV6。デビューから20年……そんなに月日が経過したのかという驚きと、メンバーのビジュアルの変わらなさにさらに驚いてしまう。

SMAPやTOKIOのようにグループ活動よりもソロ活動が盛んなグループだが、ダンスをすればぴたりと息をあわせて踊るからすごい。今なおパフォーマンスがキレを増すV6だが、これまでの20年という時間をどのようにして積み上げてきたのだろうか。

バレーボールのイメージキャラクターに『学校へいこう!』

V6は1995年9月に当時、六本木にあったディスコ「ヴェルファーレ」でデビュー発表の後、11月に『MUSIC FOR THE PEOPLE』でCDデビュー。20年間メンバー構成も変わらず坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、森田剛、三宅健、岡田准一の6名。当時はカミセン(Coming Century)とトニセン(20th Century)とで色濃く分かれていたが、それも最近は特に耳にしなくなった。

バレーボールワールドカップのイメージキャラクターなどを経て1998年から10年ほど続いたバラエティ番組『学校へいこう!』(TBS系)は覚えている人も多いはず。「未成年の主張」や「B-RAP HIGH SCHOOL」など人気コーナーを多数かかえていた。

ファンサービスにお姫様抱っこ!

V6は全員が歌って踊れるパフォーマンスレベルの高いグループだ。坂本は東山紀之の付き人を通して舞台を学び、東山とダブル主演をつとめるまでに成長。森田も蜷川幸雄や宮本亜門ら演出家からのラブコールが絶えず舞台で才能を発揮している。岡田は俳優として数々の賞を総なめにするほどの実力派俳優へと成長。井ノ原の『あさイチ』での司会をはじめ、三宅の手話、長野の食通など得意分野を活かしたテレビ出演も多く、それぞれの活動は書ききれないほどだ。ジャニーズのグループは数あれど、これほど幅広いジャンルを網羅しているメンバーが揃うのも珍しい。

デビュー以降、コンサートも定期的に行っており、パフォーマンスもさることながら一風変わったファンサービスも有名だ。以前テレビ番組で紹介されたのが超スペシャルサービス。2万人のファンの中から抽選で1人をステージにあげて、目の前で歌ったり最後にお姫様抱っこをしたりと他のグループにはない手厚いファンサービスが話題になった。

ミッツ・マングローブも絶賛

7月4日に11時間にも及ぶ音楽の生放送番組『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ。』(日本テレビ)に出演したV6。そこで20周年を記念してスペシャルメドレーを披露した。音楽の教科書にも載っている『WAになって踊ろう』(1997年)、デビュー曲の『MUSIC FOR THE PEOPLE』(1995年)、『Darling』(2003年)、『愛なんだ』(1997年)、『TAKE ME HIGER』(1996年)、そして7月29日発売のベストアルバム『SUPER Very best』に収録の『Wait for You』(2015年)。デビュー曲からヒットナンバー、新曲を含む全6曲のメドレーを披露した。

トニセンの年齢を感じさせないキレのあるダンス、ステージ上で3人ずつ前後の移動をしたが、位置を確認することなくポジションチェンジをする様子は鳥肌ものだった。6人が息をあわせなければスマートにチェンジすることはできない。V6の20年分のチームワークがにじみ出ているようだった。

V6のメドレーを見ていたミッツ・マングローブも、ラジオ『ミッツ・マングローブのオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)の中でこんな感想を寄せた。

「やっぱV6いいわーと思って、今週ずーっとV6聞いてるのよ。やっぱね6人がぴっと揃って……踊りが上手いわけ、すごい揃うのよ。前列の3人カミセンとさ、後列のトニセンでさ、いわゆる背丈の差とかもきれいなバランスで……」

V6エピソードが止まらないミッツ氏。デビュー当時からファンで、特に“剛健コンビ”が好きなのだそう。声の混ざり方や歌唱力、レーベルがエイベックスであること、メンバー構成もシブガキ隊の系譜を一つのグループの中に存在させていることなど、熱狂的なファンならではの愛情に溢れる分析が続いた。

「私、まわしもんでもなんでもないからね」として、記念ベストアルバムのリリースを祝して7月28日の放送ではで勝手にV6祭りを開催するそうだ。

今年は、6人揃っての活動が多いV6。7月29日にはベストアルバム『SUPER Very best』が発売になり、8月放送の24時間テレビ(日本テレビ)では後輩のHey! Say! JUMPと共にパーソナリティをつとめるほか、ライブツアーもスタート。チケットも一般発売が控えている。歌って踊るだけじゃない、舞台やバラエティとあらゆるジャンルで経験を積んだ20年分のパフォーマンスを生で見てはいかがだろう。

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