女性に裏切られたと勝手に思う「童貞暗黒騎士」とは? 彼らの行動パターン4つ

女性に裏切られたと勝手に思う「童貞暗黒騎士」とは? 彼らの行動パターン4つ

女性に失望して暗黒面に堕ちた童貞たち

童貞騎士とは、「女性に対する経験が少なく、それゆえ女性に対してある種の幻想を抱いている男性」のこと。そうした幻想は女性に対する優しさや、女性を尊重しているがゆえに何もしない、といった行動に表れます。では、そうした童貞騎士はずっと女性に対して幻想を持ち続けることができるのでしょうか。今回はそのことについて考えてみたいと思います。

これが童貞暗黒騎士、4つのパターン

一般的に童貞騎士のクラスチェンジ先として考えられるのは、幻想を抱き続けたまま女性を守ろうとする童貞聖騎士(パラディン)と、童貞騎士の「幻想」が破れてしまった結果、反動で女性を敵視する童貞暗黒騎士(ダークナイト)へとクラスチェンジします。そして、暗黒童貞騎士は以下のようなタイプに分類されます。

1:青い鳥タイプ
女性に裏切られたという思いがある一方、実はモテたい願望が捨てきれず、永遠に「自分の理想の女性」を探し続けるタイプ。当初童貞だったころよりもさらに奥手になっており、理想が高く、そこそこのところで妥協できないところが特徴です。

主な生息地:サブカル系サークルや「はてなダイアリー」などのネット論壇

2:ナンパ師タイプ
女性へ期待していた反動で、テクニックで恋愛・ナンパに励むようになるタイプです。女性をモノ扱いする言動・行動が多くなります。モテスキルを身につけたため、アプローチも大胆になり、モテるようになりますが、女性には一切期待しておらず、二股や不倫も多い傾向にあります。

主な生息地:「ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル」のようなナンパコミュニティー、急速に成長したベンチャー企業など「成功前/成功後」がはっきりした会社

3:ミソジニ―(女性嫌悪)タイプ
「これだから女は~」「結婚のデメリットは~」というテンプレート発言を繰り返したり、ネット上でテンプレート発言を見つけたりして安心するタイプ。女性芸能人のスキャンダルに過剰に反応する、自分の知り合いやネットの書き込みなどの一部の事例をもって「女性は~」「女は~」等、大きな主語で語るのが特徴です。

主な生息地:ネット掲示板

4:粘着タイプ
姫(理想の女性)にストーカー的に粘着。手に入れるために手段は問わず執着するタイプで、4タイプ中で一番実害が大きいタイプ。また、「姫」にあたる人物がアイドルや芸能人だった場合、結婚・交際に対して異常に執着することも。

主な生息地:アイドル・声優・女性芸能人のファンコミュニティー

童貞騎士が暗黒面に堕ちる理由

では、童貞騎士はどうして暗黒騎士にクラスチェンジするんでしょうか。

そもそも、童貞騎士と姫(対象の女性)との関係は、あくまでも騎士が勝手に想像しているもの。「姫に優しくしなければ」「(けして行動には移さないが)いつか姫に想いが伝わるはず」と騎士の側が勝手に想像して盛り上がっている状態。

どこかで「姫に裏切られた」「自分が守るべき姫なんていない」ということに気が付いてしまった場合、暗黒童貞騎士へとクラスチェンジする可能性が開けます。

ここでポイントになるのは、女性に対する経験が少ないがために、「女性に優しくする以外のコミュニケーション方法を知らない」「女性に対して(ある種の)幻想を持っている」ということ。

多くの男性たちは現実の異性に遭遇する中で「実は、俺が守るべき姫なんてものはこの世にはいない」という当たり前の事実に気がつき、過剰だった女性への期待値を自然に下方修正することで軟着陸することになります。

つまり、この軟着陸のさせ方に失敗すると騎士は暗黒騎士へと変貌をとげることになります。

「好きだった人に手ひどくフラれる」
「女性の陰口を偶然聞いてしまう」
「付き合っていた女性が実は2股かけていた」
「いい会社に転職したらこれまで見向きもされなかった女性が擦り寄ってきた」

など、そのきっかけは様々ですが、急速に幻想を破壊されるようなことに遭遇した場合、暗黒面に堕ちる可能性が高くなります。

このように、かかわるとやっかいな童貞騎士、彼らをいかに軟着陸させるかが重要になるのではないのでしょうか。

(古田ラジオ)

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