嵐と同期でもデビューできずに辞める者もいる 新たな道を選んだ元ジャニーズJr.たち

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嵐と同期でもデビューできずに辞める者もいる 新たな道を選んだ元ジャニーズJr.たち

ジャニーズ事務所を辞めたJr.たち

「辞めジュ」とは辞めたジャニーズJr.の略語で、最近では事務所を退所したタイミングで、それまで禁止されていたブログやTwitterを利用し、ファンに御礼を伝える辞めジュも少なくない。

    新たな活動を始めた“辞めジュ”たち

町田慎吾もその一人。ダンスユニットMusical Academyの元メンバーで、その同期である嵐の大野智と仲が良いことでも知られている。舞台を中心に活動していたが、今年の3月あたりに事務所との契約を解除。Twitterを開設した。

15件ほどの投稿にも関わらずフォロワーは3万越え。プロフィール欄には取材・執筆と記されており、所属する会社のURLが貼られている。

「Twitterを始めたのは、長い間応援してくれていた方達になにも伝えずに……というのはイヤだったので」

と自分の言葉で綴った。続けて、これまでお世話になった人から良く思われないのではという考えから人前に立つ仕事はしないと決めたそうだが、

「でもそれは自分の中での、ちっぽけな価値観でした。 お世話になった方々は優しい笑顔で包んでくださいました。涙が出ました」

内容からは円満に退所したことが伺える。今後はアクセサリーブランドと自分史のサポートなど出版の分野で活動するという。

同じくTwitterに登場したのが角田侑晟。現在はYU-SEI vivit AZAZELとして活動中。プロフィールには「天界出身」「ワールドデザイナーとして2014年に転生とする」など独自のワールドを展開中。サイゾーウーマンのインタビューでは独自の単語を並べて、取材陣を翻弄していた。

    Jr.の露出が少ない苦悩の時代

過去にジャニーズJr.がデビュー組のように活躍した、「Jr.黄金期」と呼ばれる時代があった。1995年ごろから始まり、ゴールデンタイムに『愛LOVEジュニア』(テレビ東京)や『8時だJ』(テレビ朝日)などの冠番組を持ち、デビュー前のジャニーズJr.が多数出演していた。

現在の嵐やタッキー&翼、そしてJr.の中でもかなり人気を博し、惜しまれつつ退所した小原裕貴らがいた。現在、広告業界でサラリーマンをしている小原だが、嵐の二宮和也がゲスト出演したトーク番組『A-studio』で画像と共にインタビューに答えたことがある。「さすがは元ジャニーズ」と思うほど、当時とあまり変わらず歳を重ねた姿があった。

その小原の退所の頃から、少しずつJr.の露出が少なくなっていった。

同じく黄金期を経験した浜田一男こと、浅倉一男は『週刊女性』(主婦と生活社・5月26日号)のインタビューに応じた。浅倉は1995年4月にジャニーズ入所。同期には滝沢秀明と今井翼がいる。現在も俳優として活動する傍ら、新宿・歌舞伎町の『Season』というバーで働いているそうだ。

「いまのJr.たちは、僕たちのころより冠番組が少ないから、生え抜きで出られることが少なくなってるんじゃないかな」

と、現状を客観的に分析した。ゴールデンタイムに冠番組を持てていた時代とは違い、現在は深夜帯とBSに限られるが、その苦悩を察する様子は元Jr.ならではのことだ。

「ファンは事務所じゃなくてタレントについていく」

以前『週刊文春』のインタビューに答えた事務所の副社長・メリー喜多川氏の言葉どおり、浅倉氏が働く店にはいまでも当時のファンが多く訪れるという。

    デビューできるのはほんの一握り

ジャニーズはCDデビューを以ってデビューとされるため(一部、俳優としてのポジションを確立する者もいるが)、多くはアイドルとしてのデビューを目指す。数百人が在籍するといわれるJr.の中で、デビューの切符を手にすることができるのはほんの一握り。

入所して1年も経たないうちにデビューが決まる人もいれば、ジュニア歴13年でデビューを手にしたA.B.C-Zの五関晃一や、Jr.としては異例の高校から入所して9年ほどの下積み時代を送ったKis-My-Ft2北山宏光もいることを見れば、子どもの頃からいかに厳しい世界に身を置いていることがわかる。

高校卒業や二十歳の誕生日など、節目で今後の人生について考えるという話を聞くが、望んだ者全てがデビューできるわけではない厳しい世界。しかし幼い頃から一流のスタッフに囲まれ、自分の目で一流のステージを見てきただけに、たとえ別の道を選んだとしても、ここで得た経験や学びは今後どこで何をするにも大いに生かされるのではないだろうか。

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