何度恋愛をしても、女子はず~っと白馬の王子様を心のどこかで求めていますよね。でもアラサー女子は「そんな王子様は待っていても現れない」という現実も知っているはず。そう、待っていても王子様なんて来ないんです。じゃあ、どうすればいいかというと、白馬の王子様は自力で掴むんです!
ディズニー映画『シンデレラ』は、童話が原作ですが、その原作のストーリーラインを大切にしながら、進化したシンデレラを見せてくれます。シンデレラは継母にいじめられてメソメソと自分を救ってくれる人を待っているだけではないのです。王子様に対して自分をしっかりアピールします。ではディズニーの実写版『シンデレラ』から、イケメンのプリンス男子に愛されるコツをお教えしましょう!
1.男を肩書きで選ばない
シンデレラことエラ(リリー・ジェイムズ)は王子(リチャード・マッデン)と出会ったとき、彼が王子とは知りません。なぜなら王子は“キット”と名乗り「城で働いているんだ」とウソをつくからです。
良い家柄でかつ、誠実で賢い男は、意外と女の野心に敏感です。なぜなら金目当ての女がワヤワヤと寄ってくるため、そういう女を見極める目が鋭いからです。王子が身分を偽ったのは、使用人だと言えばスルーされて面倒がないと思ったからでしょう。
でもエラは、王子が城の使用人と知っても、明るく楽しそうに好意を隠しません。そんなエラの中に純粋さを見た王子は「やっと自分のプリンセスに出会えた」と思ったのかも。男を肩書きで選ばない、その人との相性やフィーリングを大切にすることが、プリンス男子を惹きつけるには重要なのです。
2.どんな服装でもエレガンスを忘れずに
エラはもともと良い家柄のお嬢様でしたが、母が亡くなったあと父が再婚した後妻(ケイト・ブランシェット)が、父の死後、エラを使用人のように扱います。シンデレラというのは「灰かぶり」という蔑称なのです。でも幼い頃から両親の愛情を受けて、きちんとしつけられて育ったエラは、ボロを着ていても心の清らかさがエレガントな振る舞いに現れます。姿勢やしぐさ、気配りなどがきちんとできているのです。
ジャージにサンダルでコンビニへ行って、頭をボリボリかいたり、ガンガン足音をたてたり、何気なく言葉づかいが乱暴になっていませんか? 気取らなくてもいいんです。でも、見られている意識は常に持ち、気配りを忘れずに。そうすればオシャレをしていなくても、プリンス男子にふさわしい品は維持できるはずです。
3.積極的に王子に会いに行く!
映画『シンデレラ』のハイライトは豪華絢爛な舞踏会シーン。エラは「キットが働いているお城の舞踏会に行けば、また会えるかも!」と思い、舞踏会へ行こうとします。
これです、この積極性が恋を叶えるのです。待つだけの女に幸福の女神は微笑みませんよ。チャンスを必ずモノにしようと行動に移すことが良縁を引き寄せるのです。「好きだから顔が見たい、話したい、だから会いに行く」そんな情熱を行動に移す勇気がプリンス男子の心を掴むのです!
勇気と優しさを忘れずに
エラは母が残した「辛いことがあっても、勇気と優しさを忘れないで。それが魔法の力になる」という言葉に忠実だったからこそ、王子の心を射止めることができたのでしょう。愛を自ら掴みに行く勇気と周囲への思いやりがあれば、“幸運”という魔法があなたの恋心を成就させてくれるはず。シンデレラの運命を自ら切り開く積極性は、あなたの恋の参考になるでしょう。
『シンデレラ』
2015年4月25日(土)公開