バレンタインは好きな男性へ想いを伝え、チョコやプレゼントを贈る日として知られています。それは不倫をしている女性にとっても同じこと。既婚女性の皆さんに、旦那の浮気を見破ったバレンタインのエピソードについて聞きました。
バレンタイン後にキーケースが新調されている
「夫の仕事はSE。1月末から忙しく、家に帰るのが終電になりがちだった」と話すのは、結婚2年目のAさん(26歳)。
「2月後半までそんな調子だったのですが、たまたま駅で会い一緒に帰った日がありました。旦那が家の鍵を開けてくれたのですが、そのときキーケースが新しくなっているのを見て『いつ買ったの?』と聞くと、急に旦那がしどろもどろに。私も自分で言ってから気づいたのですが、ここ最近忙しかったはずの夫がショッピングを楽しむ暇なんてなかったはずで、『女からの贈り物だ』とハッとしました」
慢性的に仕事が忙しい人なら、バレンタインに帰宅時間が遅くてもあまり気にとめませんよね。バレンタイン直後に新調されたものがあったら、問い詰めてみた方がいいかもしれません。
チョコの包装が立派過ぎる
結婚して3年になるBさん(27歳)。浮気を疑ったきっかけは、「チョコの包装の重厚感」だったそうです。
「バレンタインにもらってきたチョコの中に、包装の箱が高そうなものがあった。他は薄い紙やセロファンなのに、それだけ重厚感のある化粧箱。たぶん1,500円以上はするものだと思うのですが、『他の人にも配らなきゃいけないのに、ただの同僚や先輩に用意するものにしては高すぎる』と思った」
白黒ついたのはホワイトデー。「ホワイトデーの朝、鞄の中をこっそり見ると、昨晩私にくれたお返しと同じブランドのものが1つ入っていた。それを見てクロだとはっきり思いました。浮気されるだけでも腹が立ちますが、お返しが同じなんてデリカシーがなさすぎる」と憤りを語ります。
数十年にわたってさまざまなチョコを男性に贈ってきた女性にとっては、パッケージを見ただけでおおよその金額が分かるんですね。
ホワイトデーの準備を拒む
Cさん(31歳)の旦那さんは、バレンタインに2~3個のチョコをもらってきたそう。
「3月14日が近づいてきた週末『今日はホワイトデーのお返しをいっしょに買いにいく?』と言ったら、はっきりしない返事。『今日しか買いに行ける日ないでしょ』とか『お返しもくれない上司だと言われるよ』と誘ってもなぜか行こうとしないので放っておいたのですが、当日家を出るときにちゃんと手にお返しを持っていた」と言います。
「なんだかモヤモヤしたので、帰ってきてから『怒らないから、誰へのお返しだったのか教えて』と言うと、なんと『元カノ』。焼きぼっくいに火がつきそうなところだったとか。もちろん激怒しました」
一緒に買いに行くのを拒んだのは、罪悪感からだったそうです。バレンタインで夫の浮気を疑っているという人は、ホワイトデーの準備を手伝うふりをして「私が代わりに買ってきてあげようか?」と言うのも一つの手かもしれませんね。
結婚している女性の皆さんは、バレンタインデーに向けて旦那さんへチョコレートやプレゼントなどを用意しているのではないでしょうか。しかし、もしも世の中に夫を狙う女性が他にいたら。きっとその女性もスペシャルな贈り物を用意しているはず。自分の夫に限ってまさかそんなこと……と思い込む前に、バレンタインからホワイトデーにかけての夫の行動をチェックしておいた方が良さそうです。