突然ですが、貴女は彼氏とセックスしていますか? 「そういえば最近セックスしていないかも」という女性は要注意です。深刻なセックスレスになってから解決法を探すよりも、今のうちから打開策を見出しておきましょう。
ケース1:長すぎた「おあずけ期間」による誤解
A子さん(27歳・受付)と彼氏との交際期間は1年弱。セックスレスになったのは今年の夏くらいからとのこと。本人に心当たりを聞いてみると…。
「交際初期の『おあずけ期間』を長く設けすぎちゃったせいなのか、セックスが好きじゃないコって思われているのかも」
この「おあずけ期間」というワードに、「そういえば私も!」とドキッとした女性もいるでしょう。「すぐに肉体関係を持つことで、彼氏の関心が薄くなるのではないか」という理由から、交際初期にセックスをもったいぶる女性は少なくありません。A子さんは、交際1ヶ月の記念で行った1泊旅行の際もセックスは「おあずけ」にしたとのこと。それでは、彼氏が「セックスが嫌いなのかな」と誤解してしまうのもムリはないですよね。
ケース2:「時々断る作戦」が裏目に
交際歴3年のB子さん(30歳・派遣社員)も、交際初期でつまずいたかも…と、後悔の言葉を口にします。
「3回に1回は求められても断るようにしていました。求められるうちが華と思って断らなければよかった」
セックスに限らず、自分からの申し出を断られると人間って凹むものです。例えば、女友達への誘い。何度も断られると、やがて誘う気持ちがなくなってしまいますよね。B子さんの彼氏も、しょっちゅう断られることで、「もう、いいや」という気分に陥ってしまったのかもしれません。
さりげない習慣づけを
A子さん・B子さんの例を踏まえると、セックスレスにならないためには交際初期が肝心です。事実、「セックスレスとは無縁」と言い切る女性たちは、交際初期におあずけをしたり、時々断ったりなどの小細工(失礼)はいっさいしていないという人が多いようです。以下、交際歴1年9ヶ月のC子さん(36歳・出版)の体験談です。
「会ったら最初にセックスっていう習慣をつけました。待ち合わせたらすぐにホテルへ直行。食事や映画はその後です」
なるほど、画期的な方法ですね。しかし、習慣づけが難しそうですが……。
「ほとんどのデートって食事を伴いますよね? なので、食後のポッコリお腹を見られたくないってことにしたら、彼氏もあっさり同意してくれました」
まさかのハダカ踊り!?
ほか、交際初期は女性側からの「したい」もアリと話すのは、彼氏と同棲中のD子さん(26歳・会社員)。
「お風呂あがりにギャグっぽくハダカ踊りでアピールすることもありますよ(笑)」
彼氏に引かれてしまう危険性もありますが、少なくともセックスレスになってから鬼気迫った表情で「して!」と迫るよりは好印象であることは間違いないでしょう。
いかがでしたか。交際初期の“じらし”は、基本的に「男性はとにかくセックスがしたい生き物」という前提の上で成り立っています。しかし、日本の若者の「セックス離れ」を海外紙が特集するようなこのご時世。現代の日本人男性に対しては、「ちょっと障害があったほうが燃えるよね」作戦よりも、「私もセックスが大好きなの!」というくらいの気概を持って挑むのが、得策なのかもしれません。