毎週、空港に居合わせた外国人に問いかけ、気になる返答をした人に密着取材をし、来日した目的を果たす様子を伝えているテレビ東京系列のバラエティー番組『YOUは何しに日本へ?』。
2月23日の放送では、「YOUの人生最高の日に密着SP」とし、宝塚歌劇団を観るために初来日したというドイツ人女性2人組に密着しました。
来日のために3年間のルームシェア生活で100万円貯金
26歳のキャサリンさん、25歳のジャネットさんは6年前にYouTubeで宝塚を観て以来、全員が女性だけで構成されるという西洋にはない舞台のスタイル、素晴らしい演技や歌声にハマって“ヅカファン”になったそうです。DVDや写真集、ポスターやカレンダーなどグッズも多数自宅にあるほど。
今回は3週間の滞在で、兵庫・宝塚大劇場で現役タカラジェンヌのミュージカルを観るだけでなく、東京・大阪で元タカラジェンヌが出演する舞台も観るというまさに“ヅカ三昧”の日々を送る予定だそう。そしてなんと、今回の旅のために2人は3年間ルームシェアをして100万円貯金したと話し、宝塚への熱い想いを滲ませました。
観劇後は涙と震えが止まらない2人
2人は、現役タカラジェンヌの行きつけの喫茶店で食事をしたり、娘役(女性役)の貸衣装の豪華なドレスを着て撮影したりと、終始興奮しながらヅカライフを満喫。
そして観劇に際しては、ジャネットさんは元タカラジェンヌの舞台でも劇場のポスターを見て涙を流し、観劇後は震えも止まらないくらい大きな感動をしていました。
キャサリンさんも宝塚大劇場での宙組トップスターの退団公演の観劇後は、「今後、自分が好きなジェンヌさんが退団する時は、なかなか日本に見にきてサヨナラを言うことはできないと思うと悲しい」と涙していました。
純粋な2人の姿に感動の声多数!
今回の放送を受け、ネット上では
・私が初めてKAT-TUNのライブ見た時も同じような気持ちだった!
・人に理解されないオタク文化でもなんでも、大好きなものがあるって素晴らしいな
・カナダのアイスショーファンの私としては2人の熱い気持ちがすごくわかる
・宝塚ファンじゃないけど2人の純粋な心に感動しちゃった
と、同じ宝塚ファンじゃなくとも大好きなものにハマる気持ちに共感し、2人のピュアな姿勢に胸を打たれた人のコメントで溢れていました。
大好きなものがある素晴らしさ
最後に2人は「心の大部分を宝塚が占めていて、今は宝塚がないと生きていけない」「悲しい日に楽しい気持ちにさせてくれるのも宝塚以外では難しい」と、宝塚への熱い想いを吐露。MCのバナナマン設楽からも思わず「こんなに好きなものがあるって羨ましいな。こっちまで嬉しくなる」という声が漏れていました。
好きなものに熱中する姿は、周りの人さえも幸せにするものなのかもしれません。あなたには今回のドイツ人女性2人のように、人生をかけて大好きな趣味はあるでしょうか。
(笹崎ひかる)