世界5大陸、40か国、8言語で運営され、会員数は7,500万人、日本国内だけでも187万人が登録している(2013年5月時点)という世界最大のマッチングサイト「Match.com」。今年運営20周年を迎える歴史あるサイトが持つデータを解説した記事が話題になっています。
カップルの5組に1組がオンラインで出会う時代
記事によると、いまやカップルになる5組に1組が、そして結婚に至る男女の6組に1組がオンラインで出会っていると言われています。また、一般的な出会い方よりオンラインで出会うカップルの方が、25%結婚が長持ちするというデータも紹介。
「ネットで出会う」というと日本では少しネガティブなイメージがついていますが、世界を見てみると、良い結果をもたらしているようです。
プロフィールにどんな言葉を入れると出会いを広げられる?
そして記事の中では、カップル成立に至ったサイト利用者から、彼らのプロフィールに書かれていた文字の特徴や彼らの共通した趣味について、アルゴリズム解析を行った結果を紹介。そう、どんな言葉をプロフィールに入れておくと素敵な人と出会えるのかが解明されたのです。
「ヨガ」「犬」「サーフィン」は男女ともにマスト!
アルゴリズム解析の結果、男女ともに「ヨガ」「犬」「サーフィン」といったアウトドアを連想させる言葉が上位にきました。こうした趣味を持っているとわかると、相手もデートに誘いやすいということでしょう。
また、「ファミリー」や「アンビシャス(野望、大志)」など、その人が人生の中で何を大切にしているのか性格がわかる言葉もランクインしていました。
女性は「のんびり屋」「よく笑う」など温和な性格を表すワードを
一方、男性に出会いたい女性は「ランニング」や「ダンス」を趣味と書いたり、「のんびり屋」「よく笑う」といった特徴も書くべきだという結果が。これは、「この人と一緒にいると楽しそう」「穏やかに過ごせそう」と、いかにプロフィールを見ただけで思われるかが大切になってくるということでしょう。
控えめな女性は好まれるかもしれませんが、やはり、「ネガティブ思考」「内気」と思われてしまうと、男性もデートには誘いづらいのだと思われます。男性と出会いたいと思っている方は、SNS等のプロフィールにそれらの言葉を書かないようにしたほうが良いかもしれません。
デートに誘いやすい趣味や一緒にいたいと思われるかどうかが大事
マッチングサイトでは、顔も見たことがなく、文面だけのやり取りから始まるわけですから、アウトドア系などデートに誘いやすい趣味を持っているか、一緒にいたいと思われるかどうか、が大事になってくるはずです。今回の結果は、どちらかと言うと欧米文化と呼応しているかもしれませんが、外国人男性と出会いたい女性にとっては貴重で有益な情報でしょう。
(笹崎ひかる)
参考記事:The Telegraph