結婚願望が強い人ほど、いくつか恋愛をしてきたのに、なぜ自分は結婚に至らないのか……と悩みを抱えがちです。そんな人はぜひ映画『味園ユニバース』のバンドマネージャーのカスミ(二階堂ふみ)を参考にするといいでしょう。
一見、カジュアルな服装でメークもせず女っぽさ皆無なルックスですが、彼女はズバリ「結婚するといい女房になるタイプ」です。映画は恋愛映画ではないので、ラブラブシーンはありませんが、彼女がバンドメンバーから信頼を得ていること、頼られていること、好まれていることは大いにわかります。では、“マネージャー女子”のどこが結婚相手に最適なのかを紐解いていきましょう!
1:男を懐に入れるのがうまい
カスミ自身は、男の気を引くために行動しているわけではなく、バンドのマネージャーとしてメンバーのことを考えて行動しています。しかし、記憶喪失の男(渋谷すばる)がぶっ倒れたのを介抱し、「ポチ男」と名付けて自分の家に居候させるのは、彼女の「放っておけない」という情の深さから来るもの。そしてその行為はポチ男に安心感を与えるのです。
自然に男を懐に入れる器の大きさがカスミの魅力。相手を選ばないと危険と紙一重の行為ですが、マネージャー女子は多くの男を見てきているので見る目があるというのもポイント高いですね。
2:ジワジワと浸透する女力
言葉使いはぶっきらぼうな方だし、色気を出すこともなく、坦々としたカスミですが、手際のよい料理の腕、認知症のおじいちゃんの面倒も嫌がらないなど、徐々に「いい子だな」と思わせる魅力があります。カスミの良さはジワジワと浸透してくるのです。
テキパキとバンドメンバー、おじいちゃん、ポチ男の世話もしつつ、ポチ男に上手に家事を手伝わせるところなど、男の扱い方がスマートでウマイのはマネージャーとして男たちを支えてきた実力かも。ジワジワと浸透する女力は、男にとって居心地のいい場所になるのです。
3:ギャップ萌えになりやすい
普段、服装などかまわない風のカスミですが、ライブになるとセーラー服に着替えて裏方の仕事に徹します。男が見ればこの姿はギャップ萌え確実! いつものしっかり者のスッピン娘がコスプレしているようなものですからね。スポーツ系のマネージャーだって、いつもジャージが多いから、オシャレしたときに男をドキっとさせられるはず。このギャップを効果的に使えることは、マネージャー女子の高ポイントでしょう。
4:男にとって絶対の存在になれる!
「色っぽい」とか「カワイイ」とかで女に惹かれる男は多いけど、見た目だけのアクセサリー女子は、もっとキラキラしたアクセサリーが現れたら、そっちに乗り換えられてしまいます。賞味期限が短いんですよ。
でもマネージャー女子は、居心地の良さで勝負しますから息が長い。そのうち「コイツの卵焼きじゃなくちゃ食えねえ」とか「アイツの前でなら泣ける」とか、男がすべてをさらけ出せる存在になるのです。男が苦しいとき、悲しいときに側にいてほしいのがマネージャー女子なのです。
最終的に男に選ばれるのはマネージャー女子
セレブな金持ち男はマネージャー女子よりアクセサリー女子の方を好むかもしれませんが、今の世の中、人生は何が起こるかわかりません。人生の大ピンチに夫婦一致団結して乗り越えていかなけえれば……とちゃんと考えられる男だったら、マネージャー女子を選ぶはず。結婚は人生を二人三脚で歩むことですから、カスミのように家族や仲間を大切にする生活能力のあるマネージャー女子こそが、最終的に男が結婚したくなる女なのです。
ただマネージャー女子は生活感があるので、結婚願望をガツガツと押し出すと逆効果です。速攻結婚とはいかないかもしれませんが、焦らずジックリと魅力を伝えていきましょう。
『味園ユニバース』
2015年2月14日(土)TOHOシネマズ 六本木ヒルズ 他 全国ロードショー
(C)2015『味園ユニバース』製作委員会