ウートピでは以前、1人の女性がニューヨークを歩いて、どれだけ路上で男性に声を掛けられるかという実験動画を紹介しました。
>>これが「路上ハラスメント」の実態! 女性がひとりで街を歩くときの“恐怖”が分かる動画が話題
私も1年間ニューヨークに住んでいたことがあるのですが、実際にニューヨークで生活を始めた初日に路上ナンパを経験しました。
しかも引越屋のお兄さんが、大きな荷物を運んでいる仕事の最中に「電話番号を教えて!」と来るので、その必死さについ笑ってしまいました。
そもそも私は日本ではナンパなんてされたことがなかったので、人生初の路上ナンパに「私は女性として見られたんだ!」と感動したのを覚えています。
それから1年住んでみて、よく見てみると「誰でも女性と見れば声をかけてくる男」もいれば「日本人女性と分かって声をかけてくる人」等々、色んな路上ナンパがあることも分かってきました。
パリでは「目線で恋が始まる」のは暗黙の了解
以下の記事では、路上ナンパも国や地域によって違ってくることが分かります。
>>「路上ハラスメント」事情は世界さまざま? 話題の動画へ各国の女性たちがコメント
ちなみに、ニューヨークの路上では、ナンパ目的でなくても信号待ちで隣に立った他人と世間話が始まったりする街です。他人に話かけるのは日常茶飯事。ちょっとした会話をニューヨーカーは楽しんでいる雰囲気があります。
一方、他人同士が道で話すことが少ない日本では、もちろん路上ナンパもニューヨークに比べて少ないのは当然でしょう。
ちなみに、私が現在住むパリでは「目線で恋が始まる」のは暗黙の了解。地下鉄やレストランなどで目線が何度も合うということは、気があるサインなのです。
つい目があってしまって笑顔で答えてしまったら、言いよられてしつこく着いて来られてもしょうがありません!
路上ナンパが盛んなペルーのリマでは自分の母親までナンパ
ちなみに、世界でも有数(?)な路上ナンパが盛んなのはペルーの首都、リマ。路上で10人に7人が男性に声をかけられるというこの街で面白い実験が行われました。
ある男性の前を、セクシーに変装した母親が通りかかるとどうなるか? こんな実験をした人がいるのです。結果、男性は母親と知らずに「旨そうなパンティだな、ネーちゃん」なんて言葉を女性にかけてしまいます(笑)。母親は激怒、その一部始終は動画でチェックできます。
いかがでしょうか? 国や街によって、路上ナンパされる可能性が色々変わってくるということです。
日本人女性がそれを知らずに海外旅行先で声をかけられ、慣れていないものだから、私が感じたように喜んでしまうことだってあります。
また、セクシーな格好をして歩くと娼婦と間違えられてしまうエリアも少なくありません。
もし、あなたが海外旅行に行く時は、事前の情報収集と、自分の身を守ることを心がけ、安全な旅を楽しんでくださいね。