皆さんには、憧れの家電ってありますか?
例えば、ハイエンドモデルのオーブンレンジやドラム式洗濯機、家庭用プロジェクターなど、夏のボーナスでお目当ての家電を購入した方もいるかもしれませんね。私がずっと欲しいと思っていたのは、速乾性の高いドライヤー。
なぜなら、髪の毛を乾かす時間がとても苦手だから。つい最近も、友だちとお茶をしながら「ヘアサロンで使われているようなパワフルなドライヤーが欲しいよね」と話したばかり。
そのとき「もし買うなら?」と、真っ先に候補に挙がったのが、ダイソンのドライヤー。オリジナルモデルで約4万円と高額ですが、デザインがおしゃれだし、何より速乾性が抜群らしい。一度、試してみたいなと思っていたところ……なんと! ダイソンさんに日本限定モデルの「Dyson Supersonic Shineヘアドライヤー (ダイソンスーパーソニックシャインヘアドライヤー)」(オープン価格)を貸していただけることになりました。
パワフルかつやさしい風が潤いあふれる髪へ
「ダイソン スーパーソニックシャイン」が家に届き、パッケージを一目見て、テンションが爆上がりした私。シンプルな貼箱の表面に緻密なイラストが描かれていて、「なにやらすごいものを手にしてしまったぞ……」と期待が高まります。このドライヤーの最大の特長は、やさしい風で髪を乾かせること。
使用中に温度が上がり続けないよう風温をコントロールでき、高温による髪へのダメージやヘアカラーの色落ちを防げるように設計されているそうです。

いったいどこからあんなにパワフルな風が…?
早速スイッチを入れてみると、ものすごい風圧! テーブルの上に置いてあったA4の紙が、一瞬で部屋の隅まで吹き飛ばされていきました。
とはいえ、確かに風温は低めでやさしい感触。中央部には、3段階の風速調整スイッチ(写真左)と、4段階の風温調整スイッチ(写真右の3段階と下部にあるコールドショット)がついていて、12通りの組み合わせから自分に合ったドライ・ブローが選べます。
お手入れもアタッチメントの着脱もカンタン
ダイソンのアイテムは、機能的なデザインも人気の理由ですよね。実際に使ってみて、私がいいなと思ったのは、お手入れが簡単なこと。持ち手部分の下にあるフィルターカバーをくるっと回して、布でサッと拭けば、ホコリを取り除けます。お手入れにかかる時間は30秒ほど。私のようなずぼらさんには願ったり叶ったりの手軽さです。
さらに、アタッチメントはマグネット式で、ワンタッチで着脱できるのでとてもラクチン! よりやさしい風を実現する「低温ツール(写真左)」、風を均一に送りシルクのような指ざわりに仕上げる「なめらかツール(同中央)」、髪のうねりや浮き毛を抑える「ツヤ出しツール(同右)」といった3種類のアタッチメントが、ツヤのある若々しい髪へと導いてくれます。
中でも私が気に入ったのが、ツヤ出しツール。このアタッチメントを使うと髪がサラサラになり、自分でも思わず触りたくなる質感に。
ツヤ出しツールを使って髪全体を乾かした後、コールドショットで冷風を送ると、毛先のクセが整います。ドライヤーの後、オイルを少しつけるだけでスタイリングが決まるので、朝の準備にちょっぴり余裕が生まれました。
機能もデザインも申し分なく、そのお値段も納得な「ダイソン スーパーソニックシャイン」。ひとつ難点を挙げるとすれば、一般的なドライヤーに比べて本体が重いことでしょうか。髪を乾かす時間は短縮できましたが、この点が改良されればより完璧だなぁと思います。
(試した人:東谷好依、編集:安次富陽子)