「不倫ブーム」とも言われた2014年。『昼顔』を始めとする不倫ドラマが軒並み大ヒットしました。「恋人・夫婦仲相談所」の所長でもある二松まゆみさんによると、このブームが今後さらに不倫を後押しする可能性もあると言います。(参考記事:「みんなもしてる」が背中を押す… 夫婦問題専門家に聞いた、今年の“不倫ブーム”3つの理由)
相手にバレてしまえばその後の人生をも大きく左右してしまう不倫。アラサー女性は不倫をどのように捉えているのでしょうか? ウートピ読者の約2100人が回答した結果から、リアルな不倫の実態が見えてきました。
【アンケート】「あなたの周りに不倫している人はいる?」
※サンプル数:2125人(1月9日現在)
※ウートピ世論調査結果より(投票結果はコチラ)
<アンケート結果>
「いる」・・・・・76%
「いない」・・・・・24%
自分は不倫なんてしない
※回答はわかりやすいよう一部編集しています/すべてのコメントはウートピ世論をチェック
まずは、「不倫をしない派」の女性たちの声を紹介します。
・子育て家事に忙しすぎて時間的に無理
・不倫する時間があるなら、違う事に使いたい!
・類は友を呼ぶ。誰も幸せにならない選択を、自分も含めてやる勇気はない
・法律の知識があればしない気がします。
しない派の女性たちは、不倫を「非生産的な行為」と考えているようです。リスクの多い恋愛は確実にエネルギーを消耗しますから、現実的な意見と言えます。
周りの不倫を見ているからこそしない
さらに、彼女たちは、周りの人の不倫に対して以下のように考えているようです。
・友人が不倫してる。心底馬鹿だなって、軽蔑してます
・4人の子持ちの50代男性に捕まってる21歳の女友達がいる。結婚するって言い切ってて心底同情
・不倫相手から「奥さんと別れて一緒になるから待ってほしい」と言われて、10年待っている友人がいる。年齢的にも出産適齢期を過ぎちゃったし、この先どうするのかと思う
・バブル世代の奥様達とか、同年代だけどバツイチの人とか…バイタリティありすぎて引く
さらに、友人だけなく、家族が不倫をしている場合も。
・母親が不倫してるのを私は知っている。応援する気になんてなれない
・妹が複数人と不倫して現在の旦那も元不倫相手。現実はとうに小説の世界を軽く飛び越えて酷いという事を知ってしまったから、自分はしない
身近な人の不倫を客観的に見ているからこそ、冷静な判断ができているのかも知れません。
不倫経験者の意見
一方、そんなリスクを犯してまで不倫に走ってしまう女性たちの意見を見てみましょう。
・刺激を求めたいし、いつまでも女性として生きたい
・不倫は現実から離れて輝ける自分がいる。ただし隠し通す事ができなければ地獄をみるとは思う
・ただ寂しかった。誰かに抱き締めて欲しかった。気づいたら、そうなっていた。
「いつまでも女として見られたい」というのは、どんな女性も同じ。寂しさや承認欲求から、つい一線を越えてしまうのです。
また、不倫にあまり罪悪感を抱いていない女性たちも。
・美化するわけじゃないけど、理屈じゃないからどうにもならない。ばかばかしくはなるけど
・いいとこどりのお手軽。パートタイムまたはパッチワーク的恋愛
・昔は自分もW不倫してたし友達もしてた。でも、みんなまた別の人と結婚して落ち着きましたよ(笑)
不倫ブームは女性の社会進出の結果?
また、この不倫ブームの要因についての分析的コメントも。
・働く女性が増えたのも関係あるのでは? 出会いの場、交際費の捻出…。「残業が~」「休日出勤が~」ってアリバイが使い放題
・女性が社会に出れば出るほど不倫率は上がると思う
・最終的に結婚という概念が過去のものになる時代がくるかもね
先日、マツコ・デラックスが某人気番組で、「何もかもぶち壊す覚悟はあるの?」と不倫ブームに警鐘を鳴らしたことが話題になりました。あなたの一度きりの大切な人生を無駄にしないよう、「ブームだから」と安易に道を踏み外さず、後悔のない選択をすることをおすすめします。
(編集部)