疲れてクタクタなのに、そんなときに限って「眠るよりも、好きなことに没入したい!」なんてテンションが上がっちゃう経験、ありませんか?
このたび、株式会社宝島社と株式会社I&S BBDOが、運営する現代女性の潜在的な価値観を発掘するプロジェクトMood Booster(ムードブースター)にて、睡眠についての調査を行いました。
調査の結果、忙しかった日や疲れた日の夜は、「早く寝た方が良い」という理性と「好きなことをしたい」「自分の時間を取り戻したい」欲求がぶつかる様子が見られたことなどがわかりました。
睡眠時間に満足している人は4割弱
「あなたは、ご自身の睡眠時間の長さ、睡眠の質に満足していますか」という質問に対し、「満足している」「やや満足している」「どちらともいえない」「あまり満足していない」「満足していない」の5つの選択肢からひとつだけ選んでもらいました。
その結果、睡眠時間に満足している人は4割弱で、睡眠の質に満足できている人は2割程度に対し、不満な人は6割。という結果に。
また、別の質問では9割超の人が夜横になってから30分以内に眠りにつきたいと回答しましたが、実際に30分以内に眠りにつけているのは6割でした。
疲れた日の夜の気持ちは…
続いて「あなたは、仕事や家事などやらなければいけないことでとても忙しかった日や疲れた日の夜、どんな状態や気持ちになりますか?」という質問に複数回答で答えてもらいました。
その結果、半数以上の人が、仕事ややらなければいけないことで忙しかった夜ほど早く寝た方が良いと考えていて、3割弱の人が早く寝られるように準備することがわかりました。一方で、同じく3割弱の人が「自分の時間がなかったことに焦る」「好きなこと、楽しいことをしたくなる」と回答。
「疲れた体を休ませることは大事だけど、寝てしまうとその一日は終わってしまい、心は癒やされないままだという考えがうかがえます」(Mood Booster)
また、有職女性の一日の平均勤務時間別に見ると、勤務時間が長いほど「早く寝た方が良い」と思う人が少ない傾向があり、「好きなこと、楽しいことをしたくなる」人が多いことがわかりました(勤務時間9時間以上の人は「早く寝た方が良い」は最少、「好きなこと、楽しいことをしたくなる」は最多)。
約8割の人が、疲れた夜ほど夜更かし。
「忙しかった日や疲れた日の夜ほど自分の好きなことをしたり、なんとなく起きてしまったりして、寝るのが遅くなってしまうことはありますか」という質問では、全体で約8割の人が「ある」と回答。
夜更かしの内容は静的なネットサーフィンやコンテンツ視聴が多いほか、美容や趣味でしっかり起きている人も。
夜更かしの結果、後悔も
「早く寝るべきなのについ夜更かしをしてしまった次の朝、どんな状態や気持ちになりますか」という質問では、「疲れが取れていない・もっと寝たいと思う」が約7割で最多に。「もっと早く寝れば良かったと後悔する」も過半数を超えました。
みんなが良い睡眠のためにしていることは?
「良い睡眠のために、寝る前や寝る時に、するようにしていることはありますか?」と聞いたところ、リラックスを目的としたものが多く挙げられていました。また、香りや音など睡眠の環境を整える人も。
身体や心の疲れを癒してくれる睡眠。良い睡眠と自分らしい時間を両方叶えるポイントは、「寝る前の過ごし方」にあるのかもしれません。
■調査概要
調査目的:睡眠に関する調査
調査手法:インターネット調査(メールマガジンで配信)
調査期間:2022年8月1日~8月9日
調査対象:全国の宝島社雑誌の女性読者
回答者数:1200名(20代~40代 各年代400名)