養命酒製造株式会社は、「春のなんとなく不調」というテーマで、インターネット調査を実施し、全国の40歳~69歳のビジネスパーソン1000名の有効回答を回収しました。
調査の結果、「春はなんとなく不調を感じる」と回答した人が全体の3割いたことなどがわかりました。調査結果の一部を抜粋して紹介します。
約3割が“春のなんとなく不調”を「感じる」
まず、全回答者(1000名)に、【春はなんとなく不調を感じる】にどのくらいあてはまるか聞いたところ、「非常にあてはまる」が5.6%、「どちらかといえばあてはまる」が26.8%で、合計した『あてはまる(計)』は32.4%となりました。
男女別にみると、“春のなんとなく不調”を感じるのは、男性では25.4%、女性では39.4%と女性のほうが14.0ポイント高くなりました。
男女それぞれについて年代別にみると、男性では50代(32.5%)が高くなり、女性では40代(52.1%)が高くなりました。
不調の内容TOP5
春になんとなく不調を感じる人(324名)に、どのような不調を感じるか聞いたところ、「疲労感・倦怠感」(42.6%)が最も高く、「目の疲れ」(32.7%)、「肩こり」(29.3%)、「肌荒れ」(25.3%)、「頭痛」(24.4%)が続きました。疲れやからだのだるさに悩む人が多いようです。
男女・年代別にみると、40代女性では「疲労感・倦怠感」(55.2%)や「肌荒れ」(40.2%)、「頭痛」(35.6%)が全体と比べて10ポイント以上高くなりました。
仕事に対するモチベーションは?
全回答者(1,000名)に、【春は仕事に対するモチベーションが低下する】にどのくらいあてはまるか聞いたところ、「非常にあてはまる」が3.9%、「どちらかといえばあてはまる」が16.4%で、合計した『あてはまる(計)』は20.3%になりました。
また、“春のなんとなく不調”を感じる人では、『あてはまる(計)』は50.6%と高い割合になった一方、感じない人では5.8%にとどまりました。“春のなんとなく不調”が仕事のモチベーション低下の一因となっている可能性がうかがえる結果となりました。
春のモチベーション低下の理由は?
全回答者(1,000名)に、自分の身に起こると「仕事のモチベーション低下を加速させる」と思う春の出来事を聞いたところ、「行きたくない部署に異動させられる」(14.7%)が最も高く、「仕事量が増え隠れ残業せざるを得なくなる」(14.5%)、「パワハラ上司が部署異動してくる」(10.8%)、「人事面談で低評価を受ける」(9.0%)、「決算賞与が出ない」(7.6%)が続きました。
男女別にみると、男性では、「仕事量が増え隠れ残業せざるを得なくなる」(14.0%)が1位、「行きたくない部署に異動させられる」(13.8%)が2位、「人事面談で低評価を受ける」(9.6%)が3位となり、女性では、「行きたくない部署に異動させられる」(15.6%)が1位、「仕事量が増え隠れ残業せざるを得なくなる」(15.0%)が2位、「パワハラ上司が部署異動してくる」(13.0%)が3位でした。
こころの不調対策でやりたいこと
全回答者(1,000名)に、こころの不調対策として、この春に行ないたいことを聞いたところ、「睡眠をとる」(45.2%)が最も高く、「おいしいものを食べる(お取り寄せ除く)」(34.9%)、「お風呂に入る」(28.4%)、「ウォーキング・ジョギングをする」(25.2%)、「音楽を聴く」(24.7%)が続きました。睡眠で休息をしっかりとることや、グルメや適度な運動での気分転換、入浴や音楽でのリラックスなどによるメンタルヘルスケアによって、こころの不調を未然に防ぎたいと考える人が多いようです。
■調査概要
時期:2022年2月8日~2月9日
対象:全国の40歳~69歳のビジネスパーソン1000名
調査協力会社:ネットエイジア株式会社