11月22日は「いい夫婦の日」。ただの語呂合わせのようですが、実は26年前に制定された記念日です。1988年に財団法人余暇開発センターが、夫婦で余暇を楽しむゆとりあるライフスタイルを提案し、「いい夫婦の日」が生まれました。
近年では、小室哲哉&KEIKO、井川遥、アンガールズ山根、須藤元気などの有名人が、この日に入籍したことが話題となり、「いい夫婦の日」入籍も増えています。
「いい夫婦の日」ホームページでは“ふだんパートナーに伝えられない想いを伝え、気持ちをカタチとして送る機会にしてください”と提案しています。
気持ちがこもったプレゼントは嬉しいもの。サプライズ演出があれば、さらに感動的なものになるでしょう。結婚記念日はもちろん、プロポーズ、結婚式など、独身アラサー女子も憧れるサプライズ演出について調べてみました。
1.他人が一斉に踊り出す「フラッシュモブ」
通りすがりの他人が一斉に踊り出すパフォーマンス、フラッシュモブ。最近ではプロポーズや、結婚式でも人気があるとか。フラッシュモブの企画演出代行会社アット サプライズ ジャパンに聞いてみました。
――サプライズとして依頼されるのはどんなパターンが多いのでしょうか?
「結婚式披露宴でのフラッシュモブダンスの演出のご依頼が急増しております。新郎から新婦への通常のサプライズはもちろん、新婦から新郎へ、さらには新郎新婦からゲストへのサプライズのご依頼も。おめでた婚でプロポーズがきちんとできていなかった男性から、披露宴で改めてプロポーズする方も多いですね」(参考動画:披露宴でのフラッシュモブ)
――これまでに一番、高額なサプライズは?
「過去に実施させていただいた一番高額なサプライズは、客船の一部を貸切にした、フラッシュモブによるプロポーズです。会場使用の費用だけで約100万円、さらにプロ楽器奏者を集めた非常に豪華な内容でした。フラッシュモブはプロポーズに限らず、記念日にもご活用いただけますので、とにかく派手にサプライズされたいと思っていらっしゃるかたにはお勧めです」
他にも、楽器と歌での珍しいフラッシュモブや、特殊メイクでおじいさんに変身してキレキレのダンスをするというフラッシュモブなども好評だったそうです。
2. 自宅でマグロ解体ショー
素敵なレストランでディナーもいいけれど、自宅でマグロ解体ショーが始まったら驚きです。もちろん準備はおまかせで、寿司職人がマグロを握ってくれるオプションもあり、サプライズの後は新鮮な寿司を楽しめます。
さらに結婚式では、ケーキ入刀の代わりにマグロに包丁を入れるというサプライズイベントも人気です。ファーストバイトはカマトロでしょうか。(参考:鮪の匠)
3. 「俺と一緒になろう」杯! 競馬のレース名をアレンジ
競馬や競艇のレースに、好きな名前をつけることができる個人協賛レースも根強い人気です。「○○結婚記念」杯などのほか、「俺と一緒になろう」杯と冠して、表彰式でプロポーズした例もあるそうです。
おすすめは北海道十勝のばんば競馬。「ばんば競馬」とはサラブレッドの約2倍もある大きな馬が鉄そりをひくレースで、このようなひき馬による競馬は、世界で唯一なんだとか。もともとは農耕馬のお祭り競馬が発展したものなので、迫力満点ながらどこか素朴な雰囲気も。観光名所にもなっているので北海道旅行中のサプライズプレゼントでもいいですね。現地に行けない方には、当日の記念撮影写真などが送られるそうです。ネット中継で観戦したり、馬券を購入することもできます。(参考:ばんえい十勝)
4.「結婚しよ」などの文字型花火
イベントの最後を飾る派手なサプライズといえば、打ち上げ花火。2人だけの花火大会や、プロポーズでの利用も多く、「結婚しよ」などの文字型花火や、ハート形の花火もあるそうです。(参考:花火ショードットコム)
相手を思う気持ちをうまく伝えるためにサプライズ演出を使えば、効果は倍増! こんな演出をされたら大切な記念日が、さらに忘れられない思い出になりそうです。
(あげ玉かおる子)