キツい上司や、取引先のムリな要求、繁忙期の忙しさにストレスで胃が痛い…。そんな働く女性たちにぜひ読んでみて欲しいのが、雑誌 『小悪魔ageha』です。同誌に登場する「夜のちょうちょ」たちの言葉や処世術は、悩めるワーキングウーマンにも役立つ名言の宝庫。同誌の2013年発売号の中から、ピックアップしてお届けします。
「“八方美人”でいいんだよ」
「お客さんだったら誰にでもいい顔するのが夜のちょうちょの仕事。それ以上深く関わるわけじゃないし気楽にね♪」(仙台国分の某店勤務、愛さん、13年10月号「S級ちょうちょになるための魔法の言葉」より)
取引先や上司、同僚など、みんなに良い顔しなきゃ!と心がけるのはいいこと。でも、やっぱり疲れちゃいますよね。キャバ嬢たちのように、「仕事なんだから八方美人で当然」と割り切れば、少しはラクになれるかも。
「貯金額を決めて、貯まるまで辞めない」
「夜の仕事を続けるには目標があったほうが、モチベーションが維持できる。“てっぺんとったる!”とかより具体的な目標がいい★」(大阪ミナミの某店勤務、薫さん、13年10月号「S級ちょうちょになるための魔法の言葉」より)
たしかに昼の仕事でも、「とりあえず頑張る!」といった漠然とした目標ではなく、「300万円貯める」など具体的な目標があった方が、やる気が起きそうです。
「見ざる聞かざる言わざる、それがキャバ嬢の心得(ハート)」
「誰かれ構わず恋愛トークする子もいるけどスルー。こちらから私的な話題は持ち出さない!」(13年4月号「現役ちょうちょに学ぶ!!マル秘会話術」より)
同僚や自分の恋愛話を誰にでも話すのはNG。知らなければうっかりバラしてしまうこともないし、こちらの噂を流されることもないでしょう。社内ゴシップに首を突っ込んで得することはありません。やり過ごすのが一番。
「嫌なこと言われたら心の中で言い返す」
「真に受けていちいち傷ついて身がもたないから、『そうなんですよ~』と流す。顔で笑って心でワンパン!」(大阪ミナミの某店勤務、さゆりさん、13年10月号「S級ちょうちょになるための魔法の言葉」より)
こちらがグサッとくるような言い方をしてくる上司や先輩は多いもの。そんなときは真に受けず、サラっと流す。ストレスに強い心を作るためにも「鈍感力」が大事です。
「絶不調に病んだ時は無理しなくていい」
「休んで散財して気力復活♪旅行や買い物でパァッと散財。金を使い果たし働かざるをえない状況に自分を追い込む」(歌舞伎町の某店勤務、友里奈さん、13年4月号「現役ちょうちょに学ぶ!!㊙会話術」より)
仕事にも、好不調の波はあるもの。気分転換の買い物で貯金を使い果たしてしまうのはさすがに危険ですが、いつもと違うお金の使い方をしてみるのはアリ。その結果、「働くモチベーションはやっぱりお金!」と割り切れるかもしれません。
キャバ嬢たちは日々、客や男性スタッフ、ライバルとの人間関係に悩んでいます。そんなときに自分で自分を鼓舞する彼女たちの言葉は、昼職の女性にとっても参考になるもの。彼女らも私たちも、根っこの部分では同じ働く女性なのです。