独身女性にとって、年末年始の帰省は試練の時。ゆっくり休めるかと思いきや、挨拶代わりに「まだ結婚しないの?」「そろそろいい人いないの?」と聞いてくる親、親戚、地元の友達…。そんなおせっかいに、いちいち腹を立てていてはキリがない! というわけで、上手にやり過ごすセリフを考えてみました。
パターン1:「あたしだって結婚したくてたまらないのよ! いい人紹介してよ!」
まずは王道(?)のこちら。「結婚したい意志はある」ということをアピールし、相手を安心させる。「この1年間、週2で合コンに参加したけど出会えないのよ! もう、誰かいい人紹介してよ!」と、さりげなく「紹介しないアンタが悪い」ニュアンスを醸し出し、責任転嫁するのもアリ。「そんなこと言われても…」と、相手をひるませる効果が期待できます。
パターン2:「結婚がいいものだと思えなくて…」
今度は悲観的になってみる。「女友達の愚痴を聞いていると、結婚がいいものだと思えないのよね…」と、アンニュイな雰囲気を漂わせます。既婚者はどこかで「独身時代は自由で良かった」という思いを抱えているもの。理解があれば、「まぁ、結婚は大変なことも多いからね…」と、あきらめてくれるはず。それでも食い下がり、「そんなことないわ、結婚って良いものよ!」とお説教が始まったら? そういう人は「自分の話がしたいだけ」なので、満足するまで付き合ってあげましょう。聞いているフリも会話のうち。
パターン3:「1人に決めると、世の男性陣が可哀そうなので…」
こちらは叶恭子や壇蜜っぽい、セクシー路線。伏し目がちに、「私が結婚すると悲しむ男性が沢山いるので…」。彼氏がいるのかどうか、あえてハッキリさせないのがポイント。明るく言ってしまうと「単なるモテ自慢」になってしまうので、あくまで「暗さ」が重要です。あなたのキャラ的に無理があればあるほど、新境地が拓けてきます。
パターン4:「私は仕事と結婚したのです(キリッ)!」
仕事が忙しい女性にオススメ。生涯を独身でつらぬいた英国女王エリザベス1世の、「私はイギリスと結婚しています」へのオマージュです。私は仕事と結婚しています! ドン引きされても、かまわず堂々としていましょう。その後、「なんちゃって! とにかく今は仕事が楽しくて♪」と、明るく続ければOK。
パターン5:「もう結婚しました」
はい、大ウソ。「え~!? 早く言ってよね!」と驚く相手に、「ウッソぴょーーーん!(死語)」とおどけてみせましょう。「やだ、びっくりさせないでよ!」「ごめんね! で、◯◯のことだけどさ…」と話題を変えれば完璧です。
以上のセリフを使いこなせば、8割はかわせるでしょう。今後たとえあなたが結婚したとしても、「赤ちゃんは?」、子どもができたら「2人目は?」など、一部のおせっかいさんの干渉は続きます。その時を見据え、今から練習しておくのもアリではないでしょうか。