ホルモンの影響で胸のサイズが36NNN(日本のPカップ)にまで巨大化してしまった米国の女性が話題になっています。手術を受けて15ポンド(約6.8キロ)の乳房組織を摘出し、ブラは36 DD(日本のEのカップ)にまでサイズダウン。彼女は「人生が変わった」と喜んでいるそうです。
「巨乳症」はホルモンの影響で起こる
米国テキサス州の女性、ケリーシャ・マークさんは、30代後半に「巨乳症」というホルモンの異常で、バストが驚異的な大きさにまで膨らんでしまいました。その結果、鋭い胸の痛みや偏頭痛、重度の腰痛のほか、精神的苦痛にも苦しんでいたといいます。
彼女を診察した形成外科医は、メディアに対して次のように語っています。
「彼女の胸は驚くべき大きさで、35年間の医師生活の中で見た最大の胸でした。まるでバスケットボールを3個持ち歩くようなものでした」
「巨乳症」はプロラクチンやエストロゲン、プロゲステロンといったホルモンの影響で起こると考えられるのだそうです。
大きな胸を持つ女性は、寿命が5年短くなる
医師たちは4時間の手術で、15ポンド(約6.8キロ)の乳房組織を除去。手術を受けて、ブラのサイズがEカップまで小さくなったケリーシャさんは、「私が最初にすることは、美しいブラジャーとストラップレスのドレスを購入すること」と前向きなコメントを残しています。
なお、2012年の形成外科学会会誌で発表された研究によると、非常に大きな胸を持つ女性は、寿命が5年短くなるとのことで、女性の胸は大きければ大きいほどいい、というわけではないようです。
(リプトン和子)