デリケートゾーンの正常な状態って? セルフチェックで気をつけるポイント

デリケートゾーンの正常な状態って? セルフチェックで気をつけるポイント

「膣内フローラ」に着目したサプリメントを展開する帝人株式会社が、女性の身体の不調やデリケートゾーンの悩みについて調査を実施しました。監修を行なった東京大学 医学部 産婦人科学教室 准教授 原田美由紀 先生のコメントとあわせて紹介します。

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原田美由紀 先生
東京大学 医学部 産婦人科学教室 准教授
「女性のカラダに着目したプレコンセプションケア」をライフワークとして
研究を行う。最近では特に、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の病態ならびに抗がん剤による卵巣毒性に焦点を当てて、新規治療・予防戦略の開発を目指す。

季節の変わり目に感じる身体の不調

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「季節の変わり目に身体の不調を感じますか」という質問に、疲れやすくなる」「肌の調子が悪くなる」「頭が痛くなる」といった症状を感じている人が、81%いることがわかりました。

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また日々の生活の中で、「デリケートゾーンの不調」を感じるか聞いたところ、過半数以上の55%が「感じる」と回答。その内、季節の変り目にデリケートゾーンの不調を感じる人は20.3%でした。

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デリケートゾーンの不調の症状としては、「かゆみ」が67.9%で最多となり、「ムレ」(39.4%)「におい」(37.0%)と続きました。

デリケートゾーンからのSOSサインかも…

調査を行なった帝人は、デリケートゾーンのセルフチェックシートを作成。「他の人と比べることがないため、正常な状態が分かりにくいデリケートゾーン。体調や生理周期による変化と思っていても、実はデリケートゾーンからのSOSサインということもあります。下記チェック項目に1つでも当てはまった人は要注意。かゆみやおりものの状態に異変を感じる場合は、無理せずクリニックを受診し、医師に相談しましょう」と呼びかけます。

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【原田先生のコメント】

“におい“には要注意!普段から身体の状態をチェックして異変に気づくことがポイント

膣内には多くの細菌が住み細菌叢(さいきんそう)を形作っています。細菌叢を形成する細菌には良い菌と悪い菌があり、このバランスは抗菌薬の服用や体調不良などにより簡単に崩れます。悪い菌が優勢となることにより膣内に炎症を起こし、細菌性腟症という状態になります。

一方で、帯下(おりもの)の性状や量は卵巣ホルモンの影響を受け月経周期によって変化し、排卵日が近くなると透明で粘り気の少ない帯下となり量が増え、それ以外の時期には白色で粘り気のある帯下が認められます。また正常な状態で臭いが気になることはあまりありません

自身の健康管理の一環として、基礎体温の計測などとともに帯下の性状に普段から注意を払っておくとよいと思います。そして自身の把握しているパターンと異なるなと感じる時には、かゆみや痛みなどの強い症状がなくても細菌性腟症を発症している場合がありますので、クリニックで相談をしてみてください。

【調査概要】
調査方法:インターネット
調査時期:2021年9月実施
調査対象:20〜40代女性300名

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