10月23日からスタートした第27回東京国際映画祭。映画の祭典として世界でも有名ですが、実は美食祭りも開催中なのです。10月24日から10月31日の映画祭期間中、東京六本木ヒルズ アリーナ前で、日本を代表する有名シェフがここでしか味わえないスペシャルメニューをリーズナブルな価格で提供しています。さっそく味わってきましたよ!
和食からイタリアンまで有名シェフがズラリ登場!
10月24日「東京映画食堂」の初日。参加シェフの会見がありました。リストランテ アルポルトの片岡護、鮨かねさかの金坂真次、SUGA BURGERの須賀洋介、NOBU TOKYOの横山和弘(松久信幸の代理)、Wakiyaの小沢善文(脇屋友詞の代理)が登場し、それぞれが今回のために作った特別メニューをご紹介。工夫を凝らしており、話を聞いているだけでおいしそうです。
東京映画食堂はオープンレストランで、アリーナの前にカフェテリアのように席が設けられており、お料理は各シェフのキッチンワゴン車で購入するというセルフサービスになっています。では、各シェフのお料理をご紹介します。
リストランテ アルポルトの片岡シェフのお料理は、キノコ入りボロネーゼソースのキタッラ(850円)とアマトリチャーナのタリオリーニ(650円)
鮨かねさかの金坂シェフのお料理は、すし屋の親子丼(1000円)、だし巻き玉子(200円)すし屋のまぐろカレー(500円)すし屋のかつおカレー(500円)
Wakiyaの脇屋シェフのお料理は、豆乳坦々こんにゃく麺(800円)豆乳坦々のスープごはん(800円)XO醤入り豚まんじゅう(300円)ナチュラル豆腐の貝柱ソース(300円)、ブラックタピオカのミルクティ(300円)
SUGA BURGERの須賀シェフのお料理は、Tokyo Teriyakiバーガー(1000円)、クラムチャウダー(500円)マシュマロ(300円)
NOBU TOKYOの松久シェフのお料理は、ソフトシェルクラブロール(1000円)シーフードセビーチェ(600円)松茸入りきのこご飯のモナカサンド(2個で500円)
さすが有名シェフ、スペシャルな味わい!
いずれもそれほど大盛りではないので、あちらこちらのワゴンの料理を楽しめると思います。この日はPRイベントだったので、試食会も兼ねていました。有名シェフのお料理を楽しめるとあって、お料理が並んだテーブルは取材陣がワヤワヤと! なんとか片岡シェフのキノコ入りボロネーゼソースのキッタラと脇屋シェフの豆乳坦々こんにゃく麺をいただくことができました。
ボロネーゼは珍しい料理ではないのですが、これが一口で普通のボロネーゼと違うとわかります。ソースとパスタの絡み具合が絶妙! パスタはキッタラという断面が四角く煮込みソースとの相性がいい麺だそうです。確かに! モチモチの食感がミートソースとたっぷりきのこにピッタリでもう一皿イケそうです。
豆乳坦々こんにゃく麺は、豆乳のクリーミーな味わいが辛さを緩和してちょうどいいです。スープもゴクゴク飲んじゃいましたよ。こんにゃく麺も言われないとこんにゃく麺だと思わないくらい中華麺化しています。何よりいいアイデアだと思ったのは、こんにゃく麺はのびないのですね。スープを吸わないからちょっと冷めてもおいしくいただけるのが素晴らしい!
ちなみに各シェフのワゴン以外にもドリンクやスイーツのカフェもあるので、アルコールを頼んで、ちょっとつまみに有名シェフのお料理を……というのもイケます。東京国際映画祭で映画を楽しんだあと、アリーナでお食事! 各シェフの本店では、この値段であの料理はいただけませんからね!この機会にぜひ召し上がってみては?
東京国際映画祭開催期間中(10月24日~31日)11時よりオープン(メニューは売り切れ次第終了)