ノーメイクで肌がきれいになる? 在宅時間増加による“肌トラブル”を防ぐために覚えておきたいこと

ノーメイクで肌がきれいになる? 在宅時間増加による“肌トラブル”を防ぐために覚えておきたいこと

パナソニックは在宅勤務を行なっている20〜40代女性100人にスキンケアについての調査を実施しました。調査の結果、在宅勤務でメイクをしない時間が増加した人は70%以上、「メイクをしないから肌がきれいになった」と思っている人が85.9%という結果に。

しかし、「メイクをしないから肌がきれいになった」というのは間違った思い込みである可能性があると美容皮膚科医・貴子先生は指摘します。調査の結果とあわせてご紹介します。

美容皮膚科医・貴子先生(松倉クリニック代官山 院長)日本形成外科学会認定専門医 帝京大学医学部卒業 京都大学付属病院など大学病院を経て、都内美容外科クリニック院長など歴任。日本形成外科学会認定専門医の知識を活かして正しい美容医療を行う。

美容皮膚科医・貴子先生(松倉クリニック代官山 院長)日本形成外科学会認定専門医 帝京大学医学部卒業。京都大学付属病院など大学病院を経て、都内美容外科クリニック院長など歴任。日本形成外科学会認定専門医の知識を活かして正しい美容医療を行う。

メイクをしない時間が増加

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「今年3月以降、メイクをしない時間が増えましたか?」という質問に、71%の人が「はい」回答。年代別では、20代の78.8%、30代の67.6%、40代の66.7%が「メイクをしない時間が増えた」と回答し、どの年代でも高い結果となりました。

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「コロナ禍で美容意識にどのような変化がありましたか?」という質問では、「人に会う機会が減ったので見た目への関心が低くなった」が51%で最多となりました。次いで「自分と向き合う時間が増えたので美容に関心が高まった」(38%)、「打ち合わせがほとんどオンラインのため見た目への関心が低くなった」(18%)という結果に。

スキンケアは「基礎スキンケア」が最多に

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メイクをしていない日に行っているケアで一番多かったのが、「基礎スキンケア(化粧水+乳液)」(47%)でした。「洗顔のみ」(21%)、「化粧水のみ」(21%)、「特に何もしない」(16%)と、ノーメイクの日にはスキンケアを簡単に終わらせることも多い様子がうかがえました。

また、「日焼け止めを塗っている」と回答した人は14%に留まり、外出をしない(太陽の下に出ない)ため、メイクをしない日には日焼け止めを塗らない人が8割以上にもなることが判明。調査を行なったパナソニックは「日中は屋内でも紫外線を浴びているにもかかわらず、日焼け止めを塗らずに無防備な状態で過ごしてしまっているのが現状」だと指摘します。

「ノーメイクは肌に良い・肌が綺麗になる」と思い込んでいる女性が8割以上

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「今年3月以降、メイクをしない時間が増えた」と回答した人を対象に、「ノーメイクは肌の負担を軽減するので、肌に良い・素肌が綺麗になると思うか」という質問を行った結果、85.9%の人が「ノーメイクで肌が綺麗になると思う」と回答していることが判明しました。20代は92.3%、30代は82.6%、40代は81.8%が「ノーメイクは肌に良い」と考えており、どの年代でも高い傾向にありました。

貴子先生からのアドバイス

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在宅時間増加において生じる肌悩みとしてよく聞かれるのは、運動不足からくる「毛穴詰まり」、そしてそこから生じる「ニキビ」のお悩みだと思います。在宅勤務だと圧倒的に運動量が少なくなってしまいますよね。そうすると新陳代謝が鈍化し、老廃物の排出がうまくできなくなってきます。適度な運動を取り入れるなど、汗をかいて老廃物を出すサイクルをしっかり作る必要があります。

また、その他の原因として、お子さんがいらっしゃる家庭では、おうち時間が増えたこともあって、お子さんと同じものを食べる機会が増え、必然的に炭水化物の摂取量が増えてしまうことも考えられます。炭水化物の糖質が多くなると、自然と皮脂分泌量が増え、吹き出物の原因に繋がることがあります。

また、おうちにいるとメイクの頻度が減ると思うのですが、そうすると1日朝夜2回の洗顔サイクルが崩れますよね。朝の洗顔を怠ったり、クレンジングを行わないで寝てしまったりすると、汚れを取り去るタイミングが減ってしまうので、皮脂が溜まりやすくなります。メイクをしていなくてもクレンジングは必須です。規則正しいスキンケアで、肌をきちんとサポートしてあげてください。

乾燥による“マスク荒れ”を防ぐには?

クレンジング時の摩擦やポイントメイクによる色素沈着などが気になるから、できればお化粧をしたくないと考えている人も多いはずです。しかし、ファンデーションには保湿効果があり、乾燥を防いでくれるという役目もあります。特に油分の含まれているクリーム系のファンデーションやリキッドファンデーションを使用することで肌が乾燥する季節でも肌の水分量を保つことができます。

また、紫外線ケア・保湿ケアも何もしていない状態の素肌はとても無防備な状態とも言えます。紫外線は室内にいても気づかない間に浴びてしまうもの。シワ・しみや乾燥の原因となる紫外線からお肌を守るためにおうちで過ごす日であっても日焼け止めは必須です。メイクの有無に関わらず、「洗顔だけ」「化粧水だけ」ではなく、ベースの保湿ケアは毎日行って、お肌を守ってあげるようにしましょう。

さらに、これからの季節は乾燥の時期。マスクを常に着けていることでマスクの中は皮脂と水分のバランスが崩れていつもの冬よりも乾燥してしまう可能性が高いと言えます。擦れて赤くなったところから肌のバリア機能が低下してしまい、ニキビとなり、結果的に色素沈着を招いてしまうのです。そのような“マスク荒れ”を防止するためには、マスクによる摩擦や蒸れで荒れやすい頬や口元の保湿を欠かさず、お肌の水分量を調整してあげることが必須です。

そんなマスク荒れや肌トラブルを解決するには、いつでも保湿されてバリア機能が整った肌状態を目指すための”素肌力”を根本的に上げる対策がおすすめです。人間の身体の約6割は水分と言われているように、肌にとっても水分量を保つことはスキンケアの第一歩。素肌力を上げることこそ、肌の土台作りに繋がります。

在宅時間が増えた事による環境変化への対応や、慣れないマスク着用など 、トラブルも出やすくなっている肌には、まず十分な「保湿ケア」をしてあげましょう。例えば、いつものスキンケアに、保湿成分を隅々までお肌に届けられるスチーマーを加えるなど、新しいスキンケア習慣を身に付けて、お肌のうるおいをしっかりキープしていきましょう。

■調査概要
調査内容:「スキンケア」に関する調査
調査期間:2020年9月26日~2020年9月27日
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~40代 女性100名 ※在宅勤務を行っている方

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