達人が教える映画初デート攻略法5選

初デートの定番「映画」。しかし意外と盛り上がらなくてお通夜状態なんてことも。映画『SR サイタマノラッパー』の入江悠監督が主宰するメルマガ「僕らのモテるための映画聖典」の連載で、年間20人以上と映画デートをする女優・山口遥さんに、成功のコツを聞いた。

初デートが映画だと共通の話題で会話も弾む

――連載されているメルマガは、入江悠監督をはじめ俳優、ラッパー、脚本家など一風変わった執筆陣ですが、なぜ“映画デート”の連載をすることに?

山口遥さん(以下、山口):26歳でデビューした遅咲きの新人女優なので、「関係者とデートして役をもらってこい」と入江監督に言われまして。でも今の時代、下心があって近づくと怪しまれるだけなんですが(笑)、映画関係以外でも大阪の西成のおじいちゃんをナンパしたり、年間で合計20デート以上こなしてます。

――映画でデートをする利点はなんだと思いますか。

山口:これまでの連載では、初対面や二人きりで会ったことがない人にデートをお願いしていますが、初デートが映画だと共通の話題で会話も弾むし、お互いの恋愛観など踏み込んだ話もしやすいのですぐに距離を縮められます。

映画デートでグッと相手に近づく5つのポイント

――とはいえ失敗するとお通夜状態になるのが映画デート。アラサー女子が気をつけたいポイントは?

山口:ポイントは以下の5つ。

【1】 ひざの上には香りつきハンカチ
上映中は暗いのでジュースやポップコーンをこぼしたり、思わぬ感動作で落涙するなど、映画館にハンカチ・ティッシュは必須。上映中にカバンをごそごそ探ると迷惑なので、あらかじめハンカチを膝に広げておく。しかもそれがいい香りだったらモテにつながるかも!

【2】 横顔にもしっかりメイク
並んで座ると、横から顔を見られることになるので、横顔もしっかりメイクを。汗でメイクが浮いてたり、意外とファンデーションの塗りムラなどしがちなのでご注意。

【3】 汗対策
映画デートでは至近距離で2時間近く過ごすことになるので、暑い時期は汗対策が大事。涼しい時期でも、遅刻ぎりぎりで走ると座った瞬間に汗がドッと出るので、時間に余裕をもって臨みましょう。

【4】 好きすぎる俳優・監督の作品は避ける
偏愛している監督の作品を鑑賞後、デート相手の感想がイマイチだと空気が悪くなります。それから偏愛する俳優で2時間ほど夢を見た後、現実の男性を見ると相対的にがっかりすることも……。

【5】 ワケありさんは知り合いに遭遇しない場所選びを
映画館は思わぬ知り合いに会いやすい場所です。後日「この前、デートしてたでしょ」と指摘されることもあるので、不倫や二股など道ならぬ恋の方は、なるべく知り合いに会わなそうな映画館を選んでください。

達人が教える映画初デート攻略法5選

劇場選びは大切! おすすめは新宿シネマカリテ

山口:映画館選びは大切です。もろデートスポットだったり複合施設にある映画館だと、周りが子供連れや学生カップルが多くて、大人のムードが壊れてしまうことも。かといって周りに何もないと、食事の場所選びにモタモタして気まずくなります。おすすめなのは新宿シネマカリテ。駅から近いし、待ち合わせも食事の場所選びにも便利です。

強烈だった西成おじいちゃんナンパデート

――これまで一番楽しかった映画デートは?

山口:大阪で撮影があったときに、西成の道端で歯がガタガタのおじいちゃんをナンパして『キャリー』を観に行きました。切符を買う時も「デート2枚ね」とすっごく楽しんでくれて、私も嬉しかった。そういう思い出と映画が結びつくので、映画を思い出すたび、その人にまた会いたくなります。

これから公開、デートにぴったりな映画5選

選者:山口遥

●『バツイチは恋のはじまり』(公開中)
一回目の結婚は必ず失敗するというジンクスを持った一家に生まれた女性と、失敗のための結婚相手としてターゲットにされた男性のラブコメ。
→「フレンチ・ラブコメは会話が多いから盛り上がる!」

●『ジャージー・ボーイズ』(9/27公開)
クリント・イーストウッドが伝説のポップグループ「ザ・フォーシーズンズ」とその代表曲「君の瞳に恋してる」の誕生秘話を描いたドラマ。
→「イーストウッド作品なら安心のクオリティのはず。誰もが知る名曲に関する映画なので異性を誘いやすい!」

●『荒野の千鳥足』(9/27公開)
ランボーのテッド・コシチェフ監督により1971年に製作された作品。マーティン・スコセッシ監督に「すさまじいほど不快」と言わしめた衝撃作が40年の時を経て日本初公開!!
→「初日はなんと、上映開始までビール飲み放題~!!」

●『FRANK』(10/4公開)
イギリスでカルト的人気を誇った音楽コメディアン、フランク・サイドボトムをモデルにマイケル・ファスベンダーが終始、被り物を脱がない奇妙な男を演じたコメディ。
→「実際の映画デートで予告を見て、その男性と「観たいね!」という話をしたから男性ウケはマチガイナイ!」

●『ニンフォマニアックVol.1』(10/11公開)&『ニンフォマニアックVol.2』(11/1公開)
デンマークの鬼才ラース・フォントリアー監督が女性のセクシュアリティをテーマに強い性的欲求を抱えた女性の半生を二部作で描いた。
→「二部作なので二回観に行ける。性について真剣に向き合いたい相手と是非!!」

 

●山口遥さん連載中のメールマガジン
<入江悠presents「僕らのモテるための映画聖典」>
映画監督入江悠、女優森下くるみ、俳優駒木根隆介、ラッパー上鈴木伯周などが「モテ」「ごはん」「麺」「ヒップホップ」「カット」などの側面から映画を熱く語り合う。無料の無料のPodcastも配信中。

(編集部)

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