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2014/09/11

米国のオバマ大統領は9月10日夜(日本時間11日午前)、イラクとシリアで勢力を広げるイスラム教過激派組織「イスラム国」への空爆を、イラクだけでなくシリアにも拡大する考えを示しました。

多くの欧州出身者がイスラム国に参加

米国が全面対決の姿勢を表明したイスラム国には、多くの欧州出身者が参加しているといわれています。

英国から中東に渡ったイスラム教徒の女性たちは、非イスラム的行動の女性を罰する宗教警察を運営。ある研究者は、ジハードのためにシリアに渡った英国女性は最大60人に上ると示唆しています。

フランスでは、約900人のフランス人がイスラム国に参加していると見られています。

拉致されたヤジディ教徒の女性や少女は3,000人

英国の『ミラー』やインドの『Rediff.com』によると、ジハード主義の英国女性が、シリアのラッカにイスラム国の戦士のための売春宿を設立し、誘拐したクルド系少数宗派ヤジディ教徒の女性を性奴隷にしているということです。

イラクで、2週間の間に拉致されたヤジディ教徒の女性や少女は3,000人に上るといわれています。

ヤジディ教はキリスト教やユダヤ教、ゾロアスター教の流れをくむ民族宗教。イスラム国は、キリスト教徒などとともにヤジディ教徒も標的としています。

1人10万円で人身売買し強制結婚も

8月12日、イスラム国がイラクのヤジディ教徒ら少数派住民約1,500人を誘拐し、性暴力を働いているとの情報があるとして、国連が声明を発表。イスラム国の行為は戦争犯罪や人道に対する罪に当たる可能性があると指摘しています。

また8月30日には、英国のNGOが、イスラム国はイラク北部で約300人のヤジディ教徒の女性を拉致したと発表。このうち少なくとも27人が1人1,000ドル(約10万円)で人身売買され、強制結婚させられたといわれています。

(リプトン和子)

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