タグ
2014/09/01

友人関係を大事にすると恋もうまくいく

ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』を久々に見返しいまさら気がついたのは、恋愛ストーリーが面白いのはもちろんだけれど、友情が深く描かれているドラマだということだ。そして24時間いつでも困ったときに電話一本で呼び出せる友人がいるのは本当に羨ましいとすら思ってしまったのだ。

実際、著者にはそんな結びつきの強い友人はいないし、ましてや海外在住となると選べるほどの日本人女性はおらず、いつも「友人って何なんだろう?」と自答するくらい、友人を作る難しさを感じているのだ。ましてや、大人になってからというのはさらに難しい。

そう思うのはどうも私だけではなく、イギリス人の多くも同じように感じているという調査結果を報告する雑誌『STYLIST』の興味深い記事を紹介しよう。

7%は「友人はたくさんいても親友は1人もいない」

最近イギリスで行われた大規模な調査によって「500万人のイギリス国民に親しい友人がいない」という結果が明らかになった。ソーシャルメディアが浸透して、誰とでも簡単につながれるようになった現代だというのにだ。

また「10人以上の複数の友人がいる」と答えたうちの7%の被験者が「今までにほとんど、もしくは一度もそれらの友人と親しいと感じたことがない」と答えたのだという。つまり、友人はたくさんいても親友は1人もいないということだ。

興味深いのは、一般的に女性は男性よりも多く「親しい友人」がいるというイメージがあるが、調査結果では「20人に1人の男性が15人以上の親しい友人がいる」と答えたのに対して、女性は「50人に1人」で、女性の方が友人の数が少ないという結果だ。

友人関係と恋人関係には深い関わりがある

女性の友人関係を詳しく見てみると、年齢を重ねるごとに良くなることもわかっている。16〜24歳までの女性の4人に1人は友人たちとの関係は「とても良い」と答えたのに対して、65歳以上の女性の5人に3人が友人たちとの関係が「とても良い」と答えているのだ。

他にも、友人関係に限らず、恋人との関係に関するこんな結果が出ている。

「5人に4人がパートナーとの関係に満足している」
「4人に1人が両親の別れを経験している」
「24%の人が浮気をしたことがある」
「4人に1人がパートナーとのセックスに満足していない」

カップルの関係と友人関係にも深い関わりがあることが分かる結果も出ている。既婚者であるほど、友人との関係が希薄になっているというのだが、これは納得がいくだろう。

対人関係カウンセラーのノータム氏はこの結果を受けてこう語っている。

友人関係はカップルの関係の二の次と見るべきではありません。なぜなら、友人関係がカップルの関係を強くする手助けをするからです

この言葉は『セックス・アンド・ザ・シティ』の「友情」と「恋」の大切な結びつきをずばり言い当ててくれている気がする。好きな人に夢中になったからといって友人をなおざりにすると、好きな人との関係も長続きしないのかもしれない。ご注意を。

中村綾花