接待要員女性社員が語るおもてなしエピソード

東京五輪招致の決め手になったと評判の、滝川クリステルの「おもてなし」スピーチ。たしかに日本のおもてなし精神はスゴイ。その文化は日本の企業にも古くから浸透しており、その代表ともいえるのが「接待」だ。接待の実態をみてみると、女性社員が駆り出されるのは取引先の接待だけではなく、会社の役員・上司に対するものも多い。今回は、接待要員にされた女性社員たちのナマの声を紹介しよう。

女子社員は全員スカート! “イチオシ枠”が社長の隣に座る

「私の会社は年に一度、総会と称してホテルの宴会場で社長を囲んだお酒の席があります。その日、女性社員は全員スカートで来ることを強要されます。そしてその年の“イチオシ枠”に選ばれた若い女子社員が数名呼ばれ、社長の隣に座らせられるんです。毎年恒例のため、暗黙のルールになっており今さら批判する人はいません。昔ながらの会社って、非常識が常識としてまかり通っているから恐ろしいです」(35歳 会社員事務 女性)

カラオケで全員ディープキス 仕組まれた“お触り合コン”

「『取引先に合コンを開いてほしいと言われたからセットしておいて』と先輩に言われ、社内の女性社員をかき集めて合コンを開いたんです。ペアゲームや第一印象ゲームなどで盛り上がった後はチームを組んでボーリングをやって、いたって爽やかな合コン、の流れだったんですが…。カラオケに入って30分が過ぎたあたりから、取引先の男性陣が豹変。私を含め女性社員1人に男性1人が隣につく形で座りはじめ、肩を抱くのは当たり前、気づいたら自分以外の誰もがディープキスをし、絡み合っている有様…。もう逃げられないという状況に唖然としました」(28歳 広告代理店勤務 女性)

社員旅行で悪ふざけにお付き合い 女性社員を押し倒して写真を撮る上司

「社員総会も兼ねた社員旅行。社員全員で飲み会をしたあと、それぞれの部屋に帰って行く途中、いきなり廊下で後ろから上司に抱きつかれました。そのまま自分の部屋に引きずりこまれ、がっと布団をかぶせられて抱きつかれて…。すると「撮って!」と自ら他の男性社員に携帯を手渡し、写真を撮らせるんです。『奥さんに見せますよー!笑』『やめてくれ!笑』この単純なお遊びでケラケラ盛り上がってるんです。くだらないお遊びにかなりの時間付き合わされて、もううんざりだったけど、上司だし、むげに断ることもできませんでした」(27歳 不動産営業 女性)

希望部署への移動と引き換えに 人事部長へのアリエナイご奉仕

「私の友人は、営業から別部署に異動したかったらしく、人事部長に交渉したところ、『君がどんな目的で部署異動したいのか、詳しく話を聞かせてくれ』と言われ、その晩飲みに行くことに。結局二次会のカラオケで部長の大事な部分を舐めさせられ、希望部署に異動できたそうです。『ムキムキのおじさんなのに、ブツはかわいかった』なんて冗談を言ってましたけど、ぶっちゃけその会社にもその友達にもドン引きました」(32歳 会社員事務 女性)

「接待」の名のもとに、取引先の部下との「お見合い」がスタート

「ある日、取引先との接待だからついてくるようにと上司に命令されました。仕方なくついて行ったところ、先方の連れてきた部下とそのままお見合いに。当時、会社には内緒で同僚と付き合っていた私は、彼氏はいないと公言していたこともあって、なかなか断りづらくて困りました。」(25歳 化粧品メーカー販売 女性)

7年後に控える東京オリンピック。来日した外国人に、こんな接待が「おもてなし」だとカン違いされなければいいのだが。

(文=編集部)