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2013/12/01

寒い季節の女性の大敵!乾燥肌予防に最適な栄養素とは?

みなさん、こんにちは。(社)日本フードアナリスト協会2013年度『食のなでしこ』受賞の菅野広恵です。

寒さの厳しい12月は、女性にとって大敵の「乾燥肌」と格闘する季節でもあります。
乾燥肌は「ドライスキン」とも呼ばれ、皮脂分泌量の低下や角質細胞間脂質の減少により角質の水分含有量が低下している状態をいいます。だいたい11月ぐらいから寒くなり湿度も低下してくると、肌が乾燥してきます。湿度が低い空気には、「他から水分を奪おうとする力」が働き、私たちの皮膚からも水分を奪ってしまいます。これが乾燥肌になる原因です。また、気温が低くなると血行も悪くなります。肌に必要な栄養素が行き渡りにくくなり、お肌のターンオーバー(新陳代謝)の周期も乱れます。こういったことも乾燥肌を助長し、肌のくすみや肌荒れにつながります。寒くて暖房を使えば、湿度が下がりさらに空気が乾燥し、「こたつ」でも下半身の水分が奪われてしまいます。

こうした女性の大敵、乾燥肌を予防するためには、いくつかの対策があります。まず1つ目は、外側の環境を整えることです。そのためには「湿度60%前後」「気温21~23度」にキープすると良いといわれています。そして2つ目が、カラダの中から改善していくこと。特に、細胞の新陳代謝を促して健康な皮膚を作ることが大切になります。

では、体の新陳代謝に効果的な栄養素をご紹介しましょう。カラダの中からのケアとして特に注目したいのが、乾燥に効果的な「ビタミンA」(βカロテン)です。「緑黄色野菜」「カボチャ」「にんじん」などに多く含まれています。卵や海藻にも多く含まれています。
続いて、「ビタミンB群」です。これも肌の新陳代謝を活発にする代表的な栄養素のひとつです。ところで、どうしてビタミンBだけ「群」とよばれるのでしょか。それは、たくさん種類があるからです。B1、B2、B3、B5、B6、B12などなど。

■ビタミンB1
ビタミンB1は、自律神経系の緊張をほぐし、老廃物や疲労物質の代謝を促す効果に優れています。肩こり対策にもなります。野菜としては、長ネギ、パセリ、大豆、落花生(ピーナッツ)、グリンピースなどです。

■ビタミンB2
ビタミンB2の別名は「美容ビタミン」。お肌の健康には欠かせない栄養素です。このB2には、細胞の再生を促し、粘膜を保護する働きがあります。どちらかといえば肉や魚に多く含まれる栄養素ですが、納豆、緑黄色野菜にも含まれています。

■ビタミンB6
ビタミンB6は、たんぱく質や脂肪の分解に必要な栄養素です。ふだん肉や魚などの脂肪を含む食品を多く食べている方は、このビタミンB6を多く含む野菜を積極的に食べると、肌のトラブルの予防や免疫力アップになります。野菜では、大豆(納豆)、キャベツ、ニンニクがおすすめです。

そして「ビタミンC」を忘れるわけにはいきません。

■ビタミンC
もうお馴染みの「お肌の味方」、ビタミンCは、いろいろな役目をもっています。「肌の張りを保つ」「しみ・しわを防ぐ」「ウィルスや細菌に対する抵抗力を高める」「風邪や感染症を予防する」「ストレスを和らげる」「血中コレステロールを下げる」「発ガン物質の生成を抑える」「鉄の吸収を助ける」など…もう、ありとあらゆる働きをもつ栄養素です。

もちろん乾燥肌の改善にもビタミンCは欠かせません。肌の老化を加速させる「活性酸素」を取り除いてくれ、お肌の老化やクスミを防ぎ、肌の張りを保って「しわ」や「しみ」を予防してくれるのが、まさにこのビタミンCです。

ビタミンCはもともと野菜や果物に多く含まれる代表的な栄養素です。ですから、ブロッコリー、にんじん、キャベツ、こまつな、さつまいも、ジャガイモ、パセリ、ピーマン、モロヘイヤなど多彩な野菜がチョイスできます。また、この時期はこたつでテレビを見ながら食べるみかんも最高ですね。とりあえず、乾燥肌の改善には、このビタミンCの野菜/フルーツを意識して摂るだけでも効果が期待できます。

では、12月が「旬」のおすすめのお野菜のご紹介です。今回は「大根」です。大根には乾燥肌対策にも効くビタミンCも豊富にはいっています。糖質を効率よく消化し、エネルギーに変える消化酵素のアミラーゼも含まれています。

突然ですが、ここで質問です。「皆さんは大根を半分購入する時、上と下のどちらを買いますか??」その日の気分や大きさで決めている方もいるかもしれませんね。でもそれって、とっても「もったいないこと」なのです。今日からは料理の種類や調理の仕方で選んでみましょう。

「大根は上の方が甘く、下の方にいくにつれて辛くなっていきます」このことを知っていると、大根を賢く調理することができます。では、お勧めの方法です。サラダなどにしたい時は、「上の部分」を使ってください。おでんや煮物には「真ん中」を利用。大根おろしは「下の部分」です。このように、お料理に合った使い方を知っているだけでいつもの大根がさらに美味しく食べられます。また、大根の「オキシターゼ」には魚の焦げの発がん物質を分解してくれる作用があります。よく焼き魚に大根おろしを添えますが、実はこれは理に適っているのです。この時期は、忘年会などが多く飲みすぎのご主人の胃の調子も心配ですね。そんなときは大根の先端部分を使ったしょうが汁や、大根おろしを添えてあげるのもやさしさかもしれません。

文:菅野広恵

菅野広恵

オ スカープロモーション所属。2013年度『食のなでしこ』受賞。雑誌、広告、ショー、CMなどのモデルとして活躍。大学では特別講師として就活対 策の笑顔のキレイな作り方やファッションビジネスについて、ウエディングセミナーでは綺麗な写真の写り方、歩き方、見せ方などを伝える。本の出版や雑誌の 連載も。恵比寿「es」にてバーニャカウダーのプロデュースを手がける。

『ビーアミーオスカーブログ』
『@コスメブログ』