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2014/08/25
100億円大豪邸セレブの贅沢と転落

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お金持ちセレブの私生活とはどんなもの? 大豪邸の中、ちょっと見てみたいと思いませんか?

大富豪のドキュメンタリー映画『クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落』は、大豪邸の中を余すところなく見せています。でも、「え、こんなんなの?」と、ちょっと驚きますよ。だって犬のウンチは転がっているし、いたるところに物が溢れているから。まあ、生活感溢れているところは親近感も沸くのですが、その一方、お金の使い方はビックリするほどとんでもないのです。お金持ちって何? この人たちどうなってるの?

では、ドキュメンタリー『クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落』で大富豪のビックリ私生活を見てみましょう!

テーマパークのような大豪邸を建設中!

『クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落』に登場する大富豪は、無一文からタイムシェア(共同所有)のリゾートビジネスで富を築いたデヴィッド・シーゲルと妻のジャッキーです。

この映画は、2,500平米の大邸宅に住みながら、もっと広い家がほしいと8,400平米の夢の大御殿を100億円で建築しようとする姿を追いかけているのですが、このベルサイユ宮殿みたいな豪邸というのが、すごい! 15のベッドルーム、6つのプール、岩の洞窟、25メートルの滝、2つの映画館、巨大水族館、テニスコートなど、まるでテーマパークです。

それが成功の象徴なのでしょうが、やることがド派手すぎて唖然としてしまいます。大豪邸の中は散らかり放題なのに、新しい家は巨大なテーマパーク。代々資産家の家は、周囲にねたまれないように目立たないように暮らす傾向があるそうですが、成金セレブはできるだけ目立ちたいのですね。だからどんどんお金の使い方が派手になっていくわけです。

野心の強弱がお金の使い方に表われる?

アラサーのみなさんの中には「玉の輿に乗りたい」「セレブ妻になりたい」と野心を持つ人もいるでしょう。そういう気持ち、誰でも一度は持ったことあるはずです。誰だっていい生活したいですからね。でも実際にそうなったらどうします? セレブにちょっと憧れる程度の人は、億単位のお金にビビるかもしれません。でも野心が強い人は「待ってました!」とばかりにバンバン使うのではないでしょうか。この映画のシーゲル夫妻のように。

特にジャッキーは野心家で、物欲を満たすことを常に求めています。デヴィッドが「ジャッキーは集めるのが好きだ」とコメントしていますが、彼女は洋服、靴、子供のオモチャ、ペット、何もかもたくさん持ちたいのです。

あなたの周りにもいませんか? 必要だから買うのではなく、見ると欲しくなっちゃう人。ジャッキーはたくさん持つことが贅沢だと錯覚しているような気がします。でも本当のお金持ちは良い物を選ぶはず。何でもかんでも手に入れようとするのはやはり成金ショッピング。買い物の仕方で育ちがわかるといっては言い過ぎでしょうか。

失脚したときに頼れるものとは……

レオナルド・ディカプリオ主演の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の主人公も億万長者になり、札束で鼻をかむような生活の果てに失脚してしまいます。シーゲル夫妻の失脚の仕方もそっくりです。お金の使い方が派手なほど、失脚したときのダメージは大きく、また成金ほど助けてくれる人があまりいないのも特徴です。お金目当てで群がっていた人がほとんどだからです。

でも一点だけ、シーゲル夫妻には光明がありました。それは妻ジャッキーです。「金遣い荒いのに?」と思うかもしれませんが、彼女は情が深いのです。「金の切れ目が縁の切れ目」という女じゃないところがポイント高い! お金がなくなると、彼女は私物を売りに出したり、手料理を作ったり奮闘します。成金のピンチを救うのは、お金ではなく家族の愛情というところがちょっと意外かもしれません。

ちなみにその後のシーゲル一家は、テレビ局と自分たちのリアリティショーの契約をして財政面も建て直しつつあるそうです。再び自分たちの私生活で商売をしようとするとは、さすが成金はしぶとい! その生命力にあやかりたいですね。

クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落
新宿武蔵野館ほか全国順次公開中

斎藤香