蔵前が“超絶おしゃれタウン”に激変中

今、浅草のお隣、蔵前周辺が超おしゃれな街に、激変しているのをご存知だろうか。

とくに、2012年に東京スカイツリーが開業以降、ここ数年で、20代、30代の若い人たちが古い建物などをリノベーションし、びっくりするほどハイセンスなアトリエ、ゲストハウス、カフェ、雑貨店などがぞくぞくと登場しているのだ。

蔵前が“超絶おしゃれタウン”に激変中

蔵前駅

毎月第1土曜日には、蔵前の店主たちがそれぞれの店舗でワークショップなどを開いたり、特別メニューを出したりする、人気恒例行事 「月イチ蔵前」が開催されているということで、8月のイベントに行ってきました!

蔵前が“超絶おしゃれタウン”に激変中3

月イチ蔵前 MAP

おしゃれスポットが一目でわかる「月イチ蔵前」のマップ

蔵前のどこへ行けば良いのかわからない、というアナタ。

まず手に入れて頂きたいのが、写真の「月イチ蔵前」マップ。これは「月イチ蔵前」の参加店をはじめ、周辺の人気店も紹介されている地図で、蔵前で行くべきお店が一目瞭然でわかる優れものなのだ。

どこで手に入れるかと言うと、当日ならば大抵の参加店にあり、事前に用意したい場合は参加店のHPやFacebookでも手に入れられる。9月からは「月イチ蔵前」の新しいホームページが立ち上がり、サイト内からダウンロード出来るようになる予定なので、お楽しみに。

マフィン専門店やゲストハウス、レザーバッグ店も

蔵前が“超絶おしゃれタウン”に激変中

DAILY’S MUFFIN

それでは蔵前のおしゃれ店めぐりへ、いざ出発!

参加店約20軒が紹介されている地図を眺めていると、全部行きたくなってしまい、どこへ行こうか迷ってしまうのだが、まずは都営浅草線の蔵前駅A1出口を出てすぐの「Daily’s muffin」へ行ってみることにする。

今年1月に仙台から蔵前へやってきたマフィン専門店で、閉店前に売り切れてしまうこともある人気店。店内へ入ってみると、甘い香りがふわっと漂い、ショーケースにはカップからはみ出した愛らしいマフィンが並び、どれもおいしそう~。

こちらでは、この日だけの特別メニュー「真夏のフレッシュフルーツ スムージー」を販売していたそうだが、午後に訪れた時にはすでに完売。あらっ、残念!

Nui HOSTEL & BAR LOUNGE

Nui HOSTEL & BAR LOUNGE

お次は「Daily’s muffin」から歩いて5分ほどの場所にある、2012年オープンの「Nui. HOSTEL BAR LOUNGE」。蔵前はよくわからなくても、ここの存在を知っている人は多いのでは?

旅人向けのゲストハウスと、誰でも気軽に立ち寄れるバーラウンジが一緒になった空間で、どこをどう切り取っても、くぅ~~~おしゃれ! 江戸時代から続くおもちゃ屋の倉庫を改装したという広い店内は、洗練されていながらも、不思議なほどホっと落ち着ける。

今日だけの特別イベントとしては、ご近所で空間やプロダクトのデザインを手がけているユニット「WAPLUS&ALLOY」が収集した古物を、代々木上原の植物屋「ねのうわさ」が生花で作ったアクセサリーを出張販売。「ねのうわさ」は多肉植物の寄せ植えのワークショップも行い、楽しそうだったので参加してみたところ、可愛い多肉植物に癒されたが、それ以上に寄せ植えを教わったお姉さんに癒された~(笑)。

レザーバッグショップ「REN」

レザーバッグショップ「REN」

こちらは、2012年オープンのレザーバッグショップ「REN」。

蔵前には世界に誇る革を加工する優秀なタンナー職人が存在しているそうで、こちらで使用している革は、わざわざ職人に頼んで、天然の革を一から染め上げてもらったオリジナルで、クオリティがとてもしっかりしている。

この日は、蔵前店初のワークショップが開かれ、30代ぐらいに見える女性たちが生地の色や糸を選び、手縫いでポケットティッシュケースを作り、盛り上がっていた。しかも、参加費無料と太っ腹。

「月イチ蔵前」は「salvia」のグラフィックデザイナーから始まった

アトリエ兼ショールーム「salvia」

アトリエ兼ショールーム「salvia」

こちらが 「月イチ蔵前」の発起人であるグラフィックデザイナーのアトリエ兼ショールーム「salvia」。 いつもは作業場として使っているので入ることはできないが“月イチ蔵前”の日だけ開放している。

この日は、『フランス かわいい紙めぐり』の著者・永岡綾さんと金属作家の小原聖子さんが招かれ、おふたりがも販売していたアイテムが、どれも乙女心をくすぐるものばかりで、うっとり。

そして、ふと外を眺めてみると、隅田川が目の前に流れ、その奥には東京スカイツリーが! 驚いて、この時にお店にいらっしゃった「salvia」のチーフMD篠田由梨子さんに、「すごいですね」と興奮を伝えると、「代表がアトリエ兼ショールームとしてここを借りることを決めた時、この景色をひとり占めするのはもったいない、もっといろんな方にこのロケーションを楽しんでもらいたいと、作家さんを招いて“月いちショップ”として開放したことが、この“月イチ蔵前”きっかけのようですよ」と、教えて下さった。

月イチショップを始めてしばらくすると、まもなくご近所の方からも「うちも何かやろうかな」と、ゆるゆると参加者が増え、今のようなイベントになったというからすごい。

「蔵前は地元の人というよりも、30代の若い人たちが何かを始めようとやってくることが多いので、自然と横のつながりが出来ました。これからも無理せず、ゆるやかに楽しんでいきたいですね」(篠田さん)

確かにこの日、数店舗回っただけでも、別のお店の店主が遊びに来て、わが家のようにのんびりとくつろいで去っていくという場面に遭遇したり、「どこどこのお店のイベントがおもしろかったですよ」と話をすると、「わたしも後で行きたい!」とお話されたり、ひょっとしたらお店の人たちがいちばん楽しみにしているのかも。

今回、蔵前へおじゃました結果、1つひとつのお店に味があり、気がつけば店主と話し込んでしまい、まったくあちこち周れず(笑)。下町という土地柄か、非常に人間味のある人たちが集まっているので、あまりスケジュールにとらわれず、のんびりとお店をめぐってみては?

上浦未来