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2014/08/05

いま話題の“相席専門居酒屋”にガチ潜入

日本でもっとも有名な繁華街、新宿歌舞伎町。

今年7月、この街に「相席屋」なる、相席専門の居酒屋が、赤羽店に続く2号店としてオープンし、話題になっている。この店の特徴は、店名の通り、相席のみ。やってきた男女が一緒の席に座り、一期一会の出会いを楽しむというもの。わざわざ婚活パーティーに出向かなくとも、友達作り、恋人作り、出会いの場として、お酒を飲んで、盛り上がっちゃおう、というコンセプトらしいのだが、いきなり出会った男女で、果たして盛り上がるのか。どんな世代の人たちが参加しているのか。いまいちピンと来ない人と同席したら、どうするのか。疑問は次々にあふれ出るが、何やらおもしろそうなので、ともかく訪れてみた!

週末は行列覚悟。店の前での待ち合わせは赤っ恥

金曜日の夜8時半。歌舞伎町の「相席屋」へ到着。周辺には、まったく勤め人には見えない正体不明の男性や、浮かれた様子の若者がたむろし、いかがわしい空気が充満している。

この日は、潜入調査とは言え、さすがにひとりでは怪しいので、知人女性を誘ってお店へ行くことに。知人を待っているうちに、店先に立っていた店員に、すぐに入れるのか様子を聞いてみると、「ちょっとお待ち頂いています」と言われ、よく見てみると、店の前には長蛇の列が。並んでいるのは、30代、40代ぐらいのサラリーマン風の男性たちが20名ほどに、20代であろうギャルっぽい若い女性ふたりで、男女別々に並んでいる。

入店するには、この列に並ばねばならないらしく、ひるむ。並んでいる姿を見られるのは、なかなかの赤っ恥だ。しかも、入店のために並んでいる男性からも、「なるほどこの女と後で相席になるのかもしれないのか……」という、かなりぶしつけな視線で見られるので、もはや拷問である。待ち合わせ場所を間違えたと後悔しつつ、並ぶのを諦め、店の近くで待っていると、店員から「どうします、入りますか?」と聞かれ、「入る予定はある」と告げると「恥ずかしいですよね。そうしたら、見えるところにいて頂ければ、大丈夫ですよ」と助け舟を出され、こっそりと待つことに。

ひたすら存在感を消すことに集中し、待つこと約15分。男性陣の行列をよそに、思ったより早く案内され、そこへちょうど知人女性がやって来たので、ホッ! いよいよ店内へと潜入することとなった。

店内は半個室で、普通の居酒屋風

地下1階へと案内されると、半個室の席がずらっと並び、どの席もかなり盛り上がっている。パッと見た感じでは、とくにいかがわしそうな雰囲気もない。当たり前か。

店のホームページによると、入店後にアプリでの簡単な登録、どんな相手がいいのかヒアリングがある、と書いてあったが、この日は女性不足でそれどころではなかったらしく、何も聞かれず。フロントの店員に、女性は飲み放題が無料、食事代は女性側が注文した場合に支払うなど、店のシステムについて簡単に説明があり、その場でファーストドリンクを注文すると、さっそく席へと案内された。

お相手は30代のサラリーマンふたり組に決定

 いま話題の“相席専門居酒屋”にガチ潜入

案内された席には、スーツ姿の男性がふたり。すでにやや酔っ払っている。ごく簡単に自己紹介をしてもらうと、普段は違う部署で働いている同じ会社の先輩と後輩だそうで、先輩のAさんは、31歳で髪の毛が若干薄めだが、とても人の良さそうな人物。後輩のBさんは、真っ白な肌で、パリッとしたスーツを着こなすイマドキの男性といった感じ。入店までには45分もかかったそうで、やはりかなり恥ずかしかったようだ。

ふたりに来店目的を尋ねると、Aさんが某テレビ番組内で紹介されているのを見て、興味本位で、Bさんを誘って遊びに来たとのこと。ふたりは、会社の同僚とは思えないほど、とても仲良しで、非常に楽しそうではあるのだが、入店早々に“ツライ”出来事があったと言う。

>>【後編はコチラ】【体験レポ】30代女子が相席専門居酒屋で30代のサラリーマンふたり組と“相席” 果たして展開は……?

上浦未来