タグ
2013/10/28

みなさん、こんにちは! (社)日本フードアナリスト協会 2013年度 食のなでしこの谷口信江です。

 

今回は、私が先日旅した英国についてご紹介しようと思います。7月22日ロイヤルベビー誕生の1時間ほど前にイギリスヒースロー空港に降り立ち、ロンドンから車でイングランドを南北に1500キロほど巡ってまいりました。バッキンガム宮殿前は大勢の人で賑わっていました。

 

▼バッキンガム宮殿前

一度は行ってみたい!美しいイングランド南北をめぐる旅

お祝いムードのロンドンをあとに、まずはイングランド中央部のコッツウォールズへ行きました。この地方はライムストーンと言われるはちみつ色の石で造られた家々が並ぶ、まるでおとぎ話のような地域です。

 

▼コッツウォールズの特徴的な家

一度は行ってみたい!美しいイングランド南北をめぐる旅

谷間に小さな村が点在しますが、それぞれ村ごとに屋根の形状や石の色などが統一されていて、おもむきが異なります。

ウィリアムモリスが英国一美しいと絶賛した村もあり、永遠にこのままであって欲しい宝石の様な街並みです。コッツウォールズとは「羊小屋のある丘」という意味ですが、そこかしこに牧場があり乳製品がとても美味しいです。

 

▼コッツウォールズの美しい街並み

一度は行ってみたい!美しいイングランド南北をめぐる旅

コッツウォールズから北へ400キロ、次に向かったのはイングランド随一の自然美を誇る湖水地方。絵本の世界から飛び出てきたような数十の湖の集まり。壮大な景色が広がっています。

 

▼湖水地方

一度は行ってみたい!美しいイングランド南北をめぐる旅

ロマン主義の偉大な詩人ワーズワーズの住まいもあり、多くの芸術家や作家に愛された場所としても有名です。イギリス旅行前にアーサー王やピーターラ ビットの作者ベアトリクス・ポターの映画を観ましたが、まさにその景色そのまま。ピーターラビットが生まれた庭や作者ポターの暮らした家も当時の状態で 残っています。

今回は、ポターが自分の母親に贈った家を改装したお屋敷に滞在しました。ピーターラビットの挿絵を思い出しながら庭の隅などをのぞき、小動物を探してみました。

湖水地方の名物には150年の歴史を持つジンジャーブレッドがあります。グラスミアというかわいらしい街のクッキーで、オリジナルのレシピは鍵の掛 けられた地下の金庫室で大切に保存されていたという、秘伝中の秘伝のクッキーです。全粒粉や雑穀がベースでかなりの量のショウガが入っていると思います。 上品な甘さで、しっとり、しかもホロっとした食感は初めて頂く味。湖水を訪れたらぜひ!

湖水地方を後に、車で6時間南下、次はローマ時代の歴史を感じる優雅な街バースまで。ローマ人の間でリゾート地として栄えた、中世の面影を残すバースは街全体が世界遺産。特に丘の上から見下ろしたすり鉢状の街全体の景観は圧巻で、今も目に焼き付いています。

 

▼世界遺産・バースの街並み

一度は行ってみたい!美しいイングランド南北をめぐる旅

街の中心、紀元前よりお湯が湧いていたとされるローマ浴場跡では、今でも毎日46℃の湯が約110万リットル湧き出しています。湯元ではプクプク湧きあがり、お湯を触ると熱めで、鉄の香りがしました。

 

▼ローマ浴場跡

一度は行ってみたい!美しいイングランド南北をめぐる旅

このほか、即位60周年を迎えたエリザベス女王が今も滞在する最古の居城ウィンザー城、そして謎に満ちた古代遺跡ストーンヘンジ。ハリーポッターの舞台として使われた荘厳なクライストチャーチやレイコックなど見所がたくさんありました。

 

▼ストーンヘンジ

一度は行ってみたい!美しいイングランド南北をめぐる旅

▼クライストチャーチ

一度は行ってみたい!美しいイングランド南北をめぐる旅

ポンドが高かったので買い物はあまりしませんでしたが、アンティークショップ巡りもおすすめです。1800年代1900年代のものを見つつ、店主の方からアンティークにまつわるお話しを伺うのも楽しみの一つ。

 

▼アンティークショップ

一度は行ってみたい!美しいイングランド南北をめぐる旅

そして、最後に欠かせないのが「食」の話題。ロンドンではキッチン付きのホテルで、現地の食材を味わいました。私は旅先ではよくマルシェやスーパー で地元の食材を調達し、その場で調理してみます。初めて出会う食材や、同じ種類でも形や大きさ、味の異なる野菜や果物などが新鮮です。買ったお店の人に調 理法などを聞きながら料理するのは発見も多く、とても楽しい経験です。実は長期滞在の際はお米や海苔、胡麻、鰹節、とろろ昆布なども持参し、現地素材と合 わせて新しいレシピを開発したりしますが、家族にはとても好評です。

「英国で美味しい物を食べたければ朝食を3回食べればいい」というのはウィリアム・サマセットモームの言葉ですが、フードアナリストとして伝統的なイングリッシュブレックファーストやエッグベネディクトの味の違いなどについても調査してまいりました。

 

▼エッグベネディクト

一度は行ってみたい!美しいイングランド南北をめぐる旅

詳しい「食のお話」は、また次回のコラムで!

 

 

文:谷口信江

谷口信江

国内大手航空会社客室乗務員を経て、リサイクルショップ経営。雑誌掲載など人気を博するが出産を機に専業主婦となる。子育てが一段落した近年は読者 モデル、横浜中華街イベント審査員などの活動をはじめる。40代で東京コスメテックコレクションアワード受賞、コスメデコルテアンバサダーに選ばれ話題と なる。2013年度食のなでしこに選出され現在ライター活動ほかTV、ラジオ等で活躍中。

 

 

アメブロ『Nobrueのブログ しあわせのレシピ』

日本フードアナリスト協会