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2013/10/28

こんにちは! 2013年度「食のなでしこ」の星野慈(メグミ)と申します。

 

毎日たくさんの患者さんと接していると、最近みなさんの健康に対する意識がとても高いことに驚きます。生活習慣病の予防などの目的もあって、さまざまなダイエット方法を実践されている方も多いのではないでしょうか。

 

昔から、ダイエットには「1に食事、2に運動」という黄金ルールがありました。でも、忙しい毎日の中で続けていくのは本当に大変ですよね。だから、これだけ食べていればやせられるとか、ダイエット薬など、多くの偏ったダイエット方法が広まりました。

 

しかし、特に女性の場合はホルモンや月経、そして妊娠などの問題があり、過酷なストレスをかけると心と身体が悲鳴をあげてしまいます。ですから、 偏ったダイエットや極端なダイエットは言語道断です。男女問わず、ダイエットをしたことが将来病気を引き起こし、寿命を縮める可能性すらあるのです。

 

ダイエットの基本は、大きく分けて4つあります。
【1】意識改革
【2】基礎代謝UP
【3】消費エネルギーUP
【4】摂取エネルギーDOWN

 

そして、ダイエットでは【1】の意識改革が土台となります。すべてのダイエット方法は、この表の中のどこかに当てはまるはずです。

すべてのダイエットの土台は「意識改革」

そこで今回は、ダイエット講座第1弾として、すべての土台となる「意識改革」に注目しつつ、私が実際にやってみたふたつのダイエット法をご紹介します。

 

【1】レコーディングダイエット
口に入ったものすべてを記録する方法です。文字で書く、イラストを書くなど方法はさまざまですが、私は食べたものすべてを写真に撮り、アルバムにしていく 方法をおすすめします。写真で撮影しておくと、実際に食べた量やそのときの状況を簡単に思い出すことができます。これによって、食べた瞬間の我が身を振り 返ることが出来ます。食欲は、実際にお腹が空いていることだけでわくのではなく、周囲の状況や心の状態によって大きく左右されます。そのときの状況を含め て、自分を客観的に見つめ直すことで食べ過ぎる原因が解りやすいのです。

 

【2】体重計測ダイエット
毎日朝・晩の決まった時間に体重を測り、グラフにする方法です。毎日の体重測定は、減量が必要な患者さんの治療の時に、最初にお願いすることです。
肥満体型の方に体重を聞くと、多くの場合「最近体重を測っていません」という返答をいただきます。太る原因はそもそも、体重が増えていく事実から目を背けてしまうことが原因であることが多いのです。

 

どちらのダイエットでも、重要なポイントは「体重を落とす」という目標を設定して、それを達成する楽しさを実感することです。どんなダイエットでも一致する点で、目標を達成することが自信につながります。

 

多くの方は今の自分に自信がなく、今より少しでも自信を持ちたいからダイエットをしようと思うのでしょう。自分に自信を持てるように努力をすること。これはとても素敵なことで、こう思った時点ですでに少しだけ前進しているのです。

 

そこで、ダイエットをするときには、1週間や1か月おきに、ご自分の全身の写真を撮ることをおすすめします。そして、変わっていく自分の姿を記録に残しましょう。そして理想の体型に近づいてきたら、どの程度の体重が理想なのかを見つめ直しましょう。

 

こうすることで、ダイエットで身体を壊すことを防ぎやすくなります。そして、この記録が、あなたが努力した記憶と結びつき、リバウンドを防ぐ最上の予防線となります。

 

自分の身体を客観的に見つめて、最も理想に近い状態に近づける。みんなで、理想のボディを手に入れましょう!

 

文:星野慈(ホシノメグミ)

 

星野慈(ホシノメグミ)

都内大学病院の糖尿病・代謝・内分泌内科医師。幼少期をカナダのトロントで過ごす。帰国後、某パンクバンドでギターボーカルとして数々のライブ活動をこな す。大学在学中より食品に対して興味をもち、現在は医師、読者モデル、ラジオパーソナリティ、ライター、バイオリン奏者として活躍中。

日本フードアナリスト協会