東京都議会委員 塩村あやか議員公式HPより

東京都議会委員 塩村あやか議員公式HPより

東京都議会本会議で質問したみんなの党の塩村文夏議員に対して、女性蔑視のヤジが飛んだ問題で、6月23日、発言者が特定された。名乗り出た鈴木章浩都議は塩村都議に直接謝罪。記者会見で「配慮がなかった」と陳謝し、自民党を離脱したが、議員辞職は否定。

他のヤジの発言者も特定されるべき

「早く結婚したほうがいいんじゃないか」という発言については、鈴木都議が認めたものの、「子供を産めないのか」といった他のヤジの発言者は特定されないまま。都議会への抗議は止まらず、自民以外の各会派からも「幕引きは許さない。ほかのヤジを発言した議員も名乗り出るべき」といった批判の声が相次いでいる。

事務所に生卵、Facebookに罵詈雑言

議会の外の反発もいまだ沈静化していない。23日には、鈴木都議の事務所には生卵が投げつけられる事件があった。また、「都民として非常に失望しました」「女を侮辱するな」「日本の恥」など罵詈雑言が書き込まれた鈴木都議のFacebookは閉鎖された。

インターネットの署名サイトChange.orgで行われていた、自民党東京都連宛に女性差別発言をした都議会議員の特定と厳正な処分を求める署名運動は、91,362人の賛同者を集めて終了。

最終的なゴールは「すべての人にとって生きやすい社会」であるはず

同署名の発信者は、同サイトで以下のようなコメントを発表している。

最終的なゴールとは、結婚と子育てを希望する女性の支援体制を整えること、そして同時に、さまざまな事情で結婚や出産を望んでいても叶わない女性や望まない女性に対して強要することのない社会をつくることです。

女性のほんとうに生きやすい社会は、すべてのひとにとって生きやすい社会であるはずです。

塩村都議もTwitterで次のようにコメントしている。

「今後都議会が変わっていけば、皆様の民意が動かしたという事になります」(塩村あやか @shiomura

この問題をこれで終わらせるのではなく、今後の都議会の動きにも注目していくべきではないだろうか。ちなみに都議会の本会議は一般の人でも傍聴することができる。詳しくは都議会のウェブサイトに明記されている。

(編集部)