浮気調査費用は1万円~と意外に安い?

写真週刊誌『FRIDAY』が報じた、ダウンタウン浜田雅功とグラビアアイドル吉川麻衣子の不倫。掲載されている写真には浜田の愛車に乗る2人の姿がはっきり写っている。スキャンダルは芸能人ならではだが、浮気や不倫をするのは一般市民とて同じこと。むしろ芸能人より世間の注目がないぶん発覚しにくいはずなのに、浮気をめぐるトラブルは日々起きている。では、いったいどうやって浮気がバレてしまうのだろうか。著書『依頼人を救え―不安社会の深層』でリアルな探偵の世界を取材した経験をもとに解説する。

SNSの書き込みから浮気が発覚

最近の浮気発覚の傾向としては、全体的な脇の甘さが目立っている。代表例としてはFacebookやTwitterでの発覚だ。浮気相手と一緒の写真をタグ付けされる、「これから彼氏(彼女)とデート」や「奥さん大事にしろよな~」など本人や周辺の不適切な書き込み、パートナーと一緒に出掛けたはずの友達がオフィスで仕事の真っ最中などなど……。なんで、そんなことをするのかと突っ込みたくなるものばかり。

ただし、これだけでは「疑惑」どまりで言い逃れも可能である。離婚調停で有利な条件を引き出すことまで視野に入れている人は、確実な浮気の証拠を集めるために探偵へ調査依頼することになる。

浮気調査の基本は尾行

浮気調査の基本は「尾行」である。シンプルだが確実な方法だ。ただし、探偵ドラマに見られるような露骨に後をつけるものではない。プロの調査員が家を出てから帰宅まで完全に監視する。証拠となる浮気相手との接触は最新の隠しカメラを使って動画で記録している。対象者が撮影に気づくことは皆無といっていい。

それもそのはずで調査員は複数おり、あらゆる展開に対処するために待機している。

「尾行は調査員が対象者を監視リレーしていく感じなので気が付かれることはないです」

以前に筆者が取材していた探偵が言っていたことだが、彼らは仮に対象者が飛行機に乗っても躊躇なく追跡して証拠を集めてくるほど徹底しているのだ。調査対象となったら逃げられないと思ったほうがいいだろう。

浮気調査の費用は日当1万円から

いざ浮気を調査するとなると気になるのは費用だ。庶民感覚としては高額な請求になると考えがちだが、意外にそうでもない。調査員ひとり当たりの日当は調査業協会の定める基準金額があり、1万~1万2,000円ほどとなっている。この調査員を何人、何日費やすかで金額が上下してくる。

証拠を掴むまで短期間で済めば大したことはないが、5人体制で1か月などになれば高額になる。だが、手付金として最初から80万円や100万円などと高額な請求をしてくる業者もいる。そういう業者は、いわゆる「悪徳業者」であることが多いので注意が必要だ。

浮気していると思う依頼者の勘はほぼ外れない

ある探偵は、「パートナーが浮気しているかもと思って、調査を依頼して結果が出るまでは、依頼者さんのほうが不自然な振る舞いになりがちです」と言っていた。もし、パートナーの行動に違和感があると、浮気を控えるため調査に支障が出てしまう。そういう場合には、「調査が終わるまで理由をつけて実家に帰省してもらったり、出張と偽ってホテルに泊まってもらうこともあります」とのことだ。

これには依頼者の精神を壊さないための配慮も含まれているという。というのも、浮気疑惑が杞憂に終わることはないからだ。「証拠がなくともパートナーが浮気していると思う」という依頼者の勘はほぼ外れないと、多くの探偵が指摘している。ほとんどの調査は「確信」を得るためのものにすぎない。

冒頭で紹介したダウンタウンの浜田の妻、タレントの小川菜摘は、ブログで「(浜田は)意気消沈ゴリラになっています」「我が家は大丈夫です!」とユーモラスにコメントすることで世間の追求を上手にかわしている。芸人の妻としての評価を高めることになったが、誰もが笑って許せるものではない。

パートナーの裏切りを確定したあとでどんな選択をするのか、それは自分次第なのだ。

丸山ゴンザレス