カウンセリングに行くのは「負け」? 働く女性の6割が「生きづらさ」感じる

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カウンセリングに行くのは「負け」? 働く女性の6割が「生きづらさ」感じる

職場での人間関係がうまくいかない、どんなに頑張っても無意味だと思ってしまう、子どもの頃のトラウマに大人になった今でも引きずられてしまう……。

ふとした瞬間に「生きづらさ」を感じたことがある人も少なくないのでは?

このたびカウンセリングサロンの運営などを行うエムケイシーは、働く女性229人を対象に「心の病」に関する調査を実施しました。その結果、「過去に、自殺・生きづらさを考えたことありますか?」という質問に約6割の女性が「YES」と回答したことがわかりました。

悩んでもカウンセリング施設には行きにくい

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前出の「生きづらさ・自殺を考えた」という設問に、63%が「YES」と回答。「NO」の37%を大きく上回りました。

続いて「心療内科やカウンセリング施設などに行った」という設問に対しては、40%が「YES」、60%が「NO」と回答しました。

「カウンセリングに行かなかった」人に理由を聞くと、「通っている姿を見られたくない」「行く勇気がなかった」「予約の電話が嫌」「行ったら『負け』な気がした」「自分が精神疾患と診断されるのが怖い」「思いつかなかった」などがあがりました。

もっと親身になって話を聞いてほしかった

カウンセリングを受けて、問題が解決したかどうかの設問には、48%が「YES」、52%が「NO」とわずかな差で「解決しなかった」人が多いという結果になりました。

「問題が解決しなかった」人に理由を聞くと、「もっと親身になってほしかった」「診察よりも待ち時間の方が長く、余計死にたくなる」「『診断書が欲しいんでしょ?』と始めに言われ、理解してもらえないと思った」「話を聞いてくれるのは最初だけで、その後事務的な会話しかなくなった」「薬以外で精神面をケアしてほしい」「薬物療法が中心で根本的な解決に至っていない」「テストをした結果が、よく分からない」「3分診療では何も解決しない」などがあがりました。

中には、「苦しくて来たのに、自分なりに説明をした後『なんで来たの?』と言われた。あまりにもその対応は辛く、泣きながら帰って、その一言でオーバードーズ*をして3日程意識を失くした」という声も寄せられました。

*…オーバードーズ=過量服薬

カウンセリング文化を日本に

調査を行ったエムケイシーは、「カウンセリングに行っても問題解決にならない」ことを問題化し、新たにカウンセリングサービスの提供を開始すると発表しました。

同サービスのカウンセリングを担当し、防衛省外部カウンセラーとしてもカウンセリングに従事している朝妻秀子さんは「『お腹が痛いと内科に行く』『歯が痛いと歯医者に行く』のと同様に、『心が痛いとカウンセリングを受ける』という文化を日本に根付かせていきたいと思います」とコメントしています。


■調査概要
対象:22歳〜34歳の働く女性
n=229
調査日:2017年6月23日
調査方法:インターネットによる調査

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