プレミアムフライデー初日、女将の話を聞きに行ってみた。【新橋の夜】

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プレミアムフライデー初日、女将の話を聞きに行ってみた。【新橋の夜】

月末金曜日の仕事を午後3時をめどに切り上げる官民一体のイベント「プレミアムフライデー」が2月24日からスタートしました。

「月末金曜は、ちょっと豊かに。」をキャッチフレーズに、早い時間から買い物や旅行などちょっと豊かな週末を過ごしてもらおうという試みのプレミアムフライデー。

「せっかくのこの機会に自分のために有意義に時間を使うことを考えてほしい」と、東京・新橋の焼酎バル「焼酎楽味隠れが『陽』」の女将・仮谷陽(かりたに・よう)さんが女性限定のトークイベント「女将が話す“女性の職・道(しょくどう)”」を開催しました。

「焼酎楽味隠れが『陽』」の女将・仮谷陽さん(奥)と熱心にメモを取る参加者。

「焼酎楽味隠れが『陽』」の女将・仮谷陽さん(奥)と熱心にメモを取る参加者。

異色の経歴を持つ女将が話す「職・道」とは?

「女将が話す“女性の職・道(しょくどう)”」は、IT企業の広報から女将に転身した仮谷陽さんが、企業時代の転機や転職、キャリアの考え方、夢の実現などを話すイベント。

イベントがスタートする16時近くになると、続々と参加者が集まり、最終的にはお店のカウンターが埋まる10人弱の女性が出席し、お酒と料理をつまみながら仮谷さんの話に耳を傾けました。

IT企業の広報から女将という“異色”の経歴を持つ仮谷さんは「職種」にこだわることの大切さを力説。

「職業や業界は他人や環境によって変わるかもしれないけれど、職種は自分で決められる。これだと決めた職種を自慢できるくらいまでに極めることが将来に結び付く。私はマーケティングと広報を選びましたが、そんな職種を集約したのがこのお店。営業をやって、販促もやる。広報にあたるのが、自分の好きな焼酎をここで紹介すること。業界は変わっても職種は変わらない。よく『違うところに来たね』と言われるけれど、扱うものが変わっただけ。ソフトウェアから焼酎に。より自分が好きなものに変わっただけ」と話し、参加者は仮谷さんの話にうなづいていました。

女将が説く「会社の辞めどき」って?

トークショーの最後には、参加者からの質問やお悩み相談も受け付け「会社を辞めたいと言ってるのに、なかなか辞めようとしない友人がいるんですが…」という質問に対しては「私の場合は踏ん切りがつくまで待つタイプ。フッと決断する時が来るのを待っています。もちろん考えたり悩んだりすんだけれど、悩むことに悩まないというか。踏ん切りがつかないまま辞めて失敗したら誰かのせいにもしちゃう。紹介した人のせいにしたり、『辞めたほうがいい』とアドバイスしてくれた人のせいにしたり。(辞めるにしろ辞めないにしろ)自分で決めることが大事」とキッパリ。

また、後輩への叱り方に悩んでいるというお悩みについても「昔の会社で意識していたのは、なぜその仕事を任せるのかを理由をわかってもらうこと。疲れるから怒らない。後で『なんであんな言い方しちゃったんだろう』って思うから。人には怒らない形でも言いたいことは伝えられるもの。言い方ひとつで向こうの感じ方が違う。ストレスは溜めたくないのでいうことは言うようにしているけれど、言い方だけ気にしていますね」と自らの経験を踏まえた回答に参加者も納得の表情を浮かべていました。

イベントに参加した20代の女性は「このお店に来るのは初めて。フードとか料理に興味があってお店も出したい。お店をやりたいという漠然とした夢があったんですがクリアになりました。ゼロからでも自分のやりたいような形になるというお話を聞いて前向きになりました」とコメント。友人に誘われて参加したという50代の女性は「リアルなお話が聞けて面白かったです。(プレミアムフライデーは)……定着するといいですね」と話していました。

(ウートピ編集部)

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