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2013/10/28

女医が実践する「生理対策」とは

初めまして! (社)日本フードアナリスト協会 2013年度「食のなでしこ」の星野慈(ほしの・めぐみ)と申します。

 

私は現在、東京都内のとある大学病院で、駆け出しの内科医として働いています。毎日たくさんの方とお話をさせていただき、たくさん学んで、泣いたり 笑ったり…。そんな私には、たくさんの悩みがあります。私の悩みをクローズアップすることで、みなさんと一緒により素敵な毎日を過ごすヒントを探していき たいと思っています。

なでしこコラムでは、これまで外見美を磨くことのプロであるモデル、カリスマ主婦などそうそうたる方々が、外見美を磨くコツを教えてくれました。私も実際にお会いすると実感しますが、みなさん本当にお美しい! なぜそんなに美しいのか…、私はとても疑問でした。

 

が、みなさんと接していくうちに、その答えは「内面美」だと思うに至りました。外見はもちろん美しいのですが、彼女たちは本当に優しくて、落ち着いていて、決して人を悪く言わない。そんな内面の美しさが、外面の美しさにも現れているのだと思います。

 

そこで今回は少しだけ視点を変えて、医師として内面美を磨くヒントについて少しだけお話したいと思います。今回注目したのは「女性ホルモン」。

 

■ホルモンってなあに?
ホルモンとは、生体内の調和をとってくれる物質です。性別を問わずホルモンは存在しますが、特に女性にとってはとても重要な意味を持っています。女性には ほぼ周期的なリズムで月経があります。月経前2週間は、イライラする、憂鬱になる、頭痛がひどいなど何かしらの体調の変化がある方は多いのではないでしょ うか。実は私も、月経前になるとそわそわ落ち着かず、体重が増え、ストレスを感じて落ち込むという悪循環に陥ります。

 

ホルモンのせいだとわかっていても、2週間を我慢しながら悶々と過ごすのはとてもつらい。だから、「何とかしたい!」と長い間考えて、試行錯誤してきました。その中で、本当に効果があると実感したのが「大豆」です。

 

■大豆製品を摂取する
大豆には大豆イソフラボンが含まれています。この大豆イソフラボンは女性ホルモンの受容体である、体内のエストロゲン受容体に作用することで効果を発揮します。

 

■大豆イソフラボンの持つ2つの効果
ちょっと難しいお話ですが、大豆イソフラボンは「弱いエストロゲン作用」と「弱い抗エストロゲン作用」という、相反する2つの働きをしてくれます。だか ら、エストロゲンがいっぱいの月経前には、その作用を少し抑えてくれる。逆に、閉経の時にエストロゲンが不足して調子が悪くなればエストロゲン作用を示し て、そのつらさを少し良くしてくれる。こんな効果が証明されています。

 

実際に食べてみると、その効果が実感できます。医師仲間でも、この効果を実感して毎日摂取している友人がたくさんいますよ。

 

■具体的にどのくらい食べるといいの?
大豆イソフラボンは、1日50mg以上摂取すると効果があると言われています。具体的には、1日あたり納豆なら50~60g(1パック分)、豆腐なら100gを摂取することが推奨されます。これくらいなら、続けられそうな気がしてきませんか?

 

■サプリメントには気をつけて!
ただ、サプリメントでの摂取は気をつけましょう。サプリメントでは大豆イソフラボンで75mgが上限値として設定されています。これはとても大切で、摂り 過ぎると婦人科系疾患の原因になる可能性があるので、十分注意しましょう。困ったときは必ず医師に相談しましょう。食品から摂取する場合には上限がありま せんので、私個人としては、食品から摂取することをおオススメします。ぜひ正しい知識を持って、上手に利用しましょう。

 

身体のことを少し理解して、良いことを取り入れる。より美しい自分を手に入れましょう!

 

文:星野慈(ホシノメグミ)

星野慈(ホシノメグミ)

都内大学病院の糖尿病内科医師。幼少期をカナダのトロントで過ごす。帰国後、某有名私立中高で生徒会長を務めるかたわら、パンクバンドでギターボーカルと して数々のライブ活動をこなす。大学在学中より食品に対して興味を持ち、現在は医師、読者モデル、ラジオパーソナリティ、ライター、バイオリン奏者として 活躍中。(社)日本フードアナリスト(R)協会主催の『食のなでしこコンテスト2013年度』入賞

日本フードアナリスト協会