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2014/05/20

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悪気はなくとも、奥手で気の回らない『残念男子』。しかし、根は優しくてきちんと思いやりもある、むしろ結婚向きの人材でもあります。というわけで、前回(1回目のデートで判断するのはキケンかも! あなたの身近にいる「残念男子」が狙い目な理由)に引き続き、今回は、そんな『残念男子』と実際に付き合ったことのある女性に話を聞いてみました。

ボケっとした雰囲気だが周りの人が世話を焼いてくれる

三十歳が目の前に見えてきて、そろそろ結婚を意識し始めたというNさん(28歳、販売員)のお相手もまた、残念なタイプの男性だそう。

「とにかく、ボケっとした人なんです。その雰囲気が保護欲を掻き立てるのか、周りの人たちがとにかく世話を焼いてくれる。『ちゃんと食べてる?』って美味しいものを送ってきてくれたりして、それに便乗できる(笑)。そういえば、一度なんか、一緒に飲み屋で飲んでいる最中に、隣に座っていたお客さんがつけ麺を頼んだんです。『わぁ、このお店、つけ麺があるんだ』って話してたら『君たちも食べる? マスター、じゃあ、僕のおごりで出してあげて』って。女性ならまだしも、男性がたまたま隣り合った人におごもらえることなんて、まずないじゃないですか。愛され力あるなぁって思いました(笑)。そういうふうに、愛され力がある人って、将来もなんとなく上手くやっていけそうで、信頼できますよね」

そんな彼の周りには、いつも面倒見の友達たちがいて、彼女とのつきあい方を「こうしたほうがいい」「ああしたほうがいい」とこまめに指南してくれるのだとか。実際にはその半分も実行できなくても「普段は全然出来ない人だから、たまにしてくれた時の嬉しさはその分多きいし、『よく出来たね』って優しい気持ちになれる」のだそう。

引っ込み思案で気遣いも足りないが自由にさせてくれるから楽

年に数回は海外に出かけ、週末は必ず映画や観劇、コンサートに飲み会……と、とにかく多趣味なMさん(33歳、派遣)。そんな活動的なタイプの彼女の恋人は、というと……。

「とにかく引っ込み思案で、デートで食事するお店の予約も出来ないし、書店で欲しい本があっても、店員に話しかけて聞くことすら出来ないんです(笑)」

「ボンクラって趣味人や知識人が多いじゃないですか。彼は、今はアイドルにハマってるみたいなんですけど、わたしもどちらかといえば、サブカル好きなほうなんで、そういうところで話が合います。もちろん、もう少し気遣いがあってもいいよね、ってところもあるけど、逆にこっちも気を使わなくていいから楽。自分にも趣味があるから、こっちの趣味もわかってくれて、自由にさせてくれる。『週末は必ずデート』って強制してくる男性よりもわたしには向いています。ボンクラだから浮気の心配もないし」

なるほど、タイプは違えども、共通点があることが、二人がフィットしている理由のようです。

自信がない分、女性の至らない部分も許容してくれる

その他にも「不器用すぎて嘘がつけないから、安心できる」(31歳・医療)、「オラオラと対極にいるので、絶対に声を荒らげたりしない」(27歳・教育)、「デートで入った店のチョイスを失敗しても、絶対に文句を言わない」(36歳・飲食)、「まずいものを作っても怒らない」(32歳・通信)、「駆け引きなんてしても、どうせ気がつかない。だから、自然体で付き合える」(28歳・販売)などなど、どうやら、自分に男としての自信がない分、女性の至らない部分も許容してくれる懐の深さを持っているようです。

恋愛市場の最前線、切った張ったの恋愛沙汰にくたびれた、もしくは、今更その現場に身を投じる自信のない貴女は、ぜひ、恋愛や人付き合いが下手ゆえに売れ残ってしまっている残念男子に、是非目を向けてみてはいかがでしょうか。

画像:Original Update by Ben Smith

大泉りか