仕事も一生懸命したいし、プライベートも大事にしたい。

長時間労働が社会問題としてクローズアップされている状況もあって、社会的にもワーク・ライフ・バランスへの関心は高まっています。

しかしワーク・ライフ・バランスが大事とは頭ではわかっているものの、バランスがうまく取れないと悩んでいる女性も多いのではないでしょうか?

「ワーク・ライフ・バランス」、女性は転職や就職活動をきっかけに重視

20代若手に特化した人材紹介事業を運営する株式会社UZUZ(ウズウズ)がこのほど20代の第二新卒・既卒として就職活動中の男女を対象に「ワーク・ライフ・バランスに関する意識調査」を実施しました。

就職活動中の第二新卒・既卒に、ワーク・ライフ・バランスを重視しているかどうか質問したところ「以前からずっと重視している」は男性が49.1%、女性は31.1%と男女で18ポイントの差があることがわかりました。

一方で、「転職・就職活動をきっかけに重視するようになった」は男性が36.4%、女性が62.1%に。女性の方が転職や就職活動を機にワーク・ライフ・バランスを重視するようになる人が多いようです。

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女性「全く実現できていない」が男性の2倍に

現在、自分が理想とするワーク・ライフ・バランスが実現できているかを尋ねたところ、男女ともに6割以上が「あまりできていない」「全くできていない」と答えました。

特に女性は「全く出来ていない」が34.5%と、男性(18.2%)の2倍近くに。先ほどの「女性の方が転職や就職活動を機にワーク・ライフ・バランスを重視するようになる人が多い」というデータを裏付ける結果になりました。

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女性は働く環境や制度を重視

就職・転職活動をする際、ワーク・ライフ・バランスの観点からどのような要素を重視して企業選びを行うかを複数回答形式で聞いたところ、「残業時間」「業務内容」「雰囲気、社風」「福利厚生」などが、男女共通で上位に。

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男女差が顕著に出たのは、「業種・業界(男性49.1%、女性10.3%)」、「産休・育休制度の充実さ、取りやすさ(男性3.6%、女性27.6%)」、「介護休暇制度の有無、取りやすさ(男性0%、女性10.3%)」といった項目で、20代の第二新卒・既卒という若い世代でも、女性は働く環境や制度を重視する傾向があるようです。

育休制度や介護休暇制度は女性だけに関わってくるものではありませんが、今回のアンケート結果を見ても育児や介護は「女性がやるもの」という意識が男女ともにあることが見え隠れしています。

理想の残業時間は?

「ワーク・ライフ・バランスが取れている」と思える月間残業時間がどのぐらいか尋ねたところ、全体の約7割が「月30時間未満」と回答。男女で比べると「月30時間未満」と回答したのは、男性は63.6%、女性は82.8%と、女性の方が、ワーク・ライフ・バランスが維持できると考える残業時間が少ない傾向が。

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ワーク・ライフ・バランスを重視したいけれど、なかなか実現できていない状況が浮き彫りになりました。一言に「ワーク・ライフ・バランス」と言っても、人によってその割合は違うもの。責任が大きい仕事でやりがいがある分、オンとオフのメリハリがつくという人もいます。

自分にとって心地よい働き方はどんな働き方で、それを実現するためにはどんな条件が必要なのか。転職する際にはその点を注視して情報収集に努めたいですね。

【調査概要】
調査の方法: WEBアンケート方式で実施調査の対象: 株式会社UZUZのサービス登録者のうち、20~29歳の第二新卒・既卒として就職活動中の男女(全国)
有効回答数: 84人(男性55人、女性29人)
調査実施日: 2016年11月7日~11月13日

(編集部)