提供:ALAエイジングケア研究所
銀座スキンクリニック・坪内利江子院長インタビュー

老化のサインを見逃すと2年でシミとシワだらけに… まだ間に合う30歳からの最新ケア

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老化のサインを見逃すと2年でシミとシワだらけに… まだ間に合う30歳からの最新ケア

「シミは夏にできるもの」と思い込んでいませんか? でも、実は「秋にできるもの」なのです。夏にたっぷり浴びてしまった紫外線によるダメージが、ケアされないまま放置されると、秋になってシミ、シワ、くすみが現れてきます。

紫外線の他にも、汗やクーラーによる乾燥など、夏にはお肌の敵がゴロゴロ。夏のダメージを秋に持ち越さないためのポイントを銀座スキンクリニックの坪内利江子(つぼうち・りえこ)院長に聞きました。

老化には2種類ある

――やっぱり夏の終わりから秋にかけては肌の老化を感じてしまいます。

坪内利江子先生(以下、坪内):肌の老化には、時間の経過によって起こる「自然老化」と、紫外線を浴びることによって起こる「光老化」の2つがあります。「自然老化」は加齢によって、光老化は紫外線を浴びた量に比例して進んでいきます。

一年のうちで「光老化」が特に進んでしまうのが、5月から夏にかけて。一番紫外線が強い時期ですね。「紫外線=シミ」というイメージがあると思いますが、「紫外線=乾燥」でもあるんです。角質層が壊れてしまうことで水分が失われて、それがシワやくすみといった肌トラブルにつながります。だから紫外線のダメージが蓄積された秋口は乾燥の気になる方が増えるわけです。

――確かに、秋口は乾燥が気になるかも……。

坪内:お肌にとって何よりの敵は「乾燥」。逆に、乾燥とは無縁でいつもうるおいをキープしていればトラブル知らずの若々しい肌でいられます。「顔が老けて見える=肌が乾燥している」ということなんですね。

最初のサインを見逃さない

坪内:ところで、お肌の老化が最初に現れる場所がどこか知っていますか?

――えーっ、どこだろう……口元?

坪内:実は目元なんです。鏡で目を凝らして見て「なんだか、目元に小さなシワができているような」と思ったら、すぐにケアを始めてください。これが老化の最初のサイン。私の場合、20代半ばで気づきました。大学生の頃にテニスばかりやっていたので、その時に蓄積された紫外線ダメージが目元から出てきたんです。

何歳でこのサインが出てくるかは人それぞれ。早い人なら、私のように20代で出てきます。「今はまだ大丈夫」と油断していると、2、3年後にシミやシワが一気に噴き出すこともあるので、サインが見つからなくても今から早めにケアしておくことをおすすめします。

肌の乾燥=全身の老化

――急にガクンと肌が老けたな、って感じる時がありますよね。

坪内:そうですね。加齢によって肌から水分が失われてしまうので、そう実感するタイミングは誰しもあるでしょう。歳をとると、そもそも肌だけでなくカラダ全体から水分がなくなっていくんです。赤ちゃんの頃はカラダの約90%が水分ですが、大人になると約60%、シニアの場合は50%くらいまで低下します。

水分が失われたカサカサの状態は、細胞一つひとつの代謝が落ちている何よりの証拠。代謝が落ちると、肌だけでなくカラダ全体の老化が加速してしまいます。

――肌が乾燥しているということは、カラダ全体の細胞が老化していると?

坪内:そういうことですね。だから、肌を直接ケアするだけでなく、全身の細胞を元気にして、水分で満たされたぷるんぷるんの状態にしていくことが大事なんです。つまりカラダの内側から改善していくということ。

「肌に塗る」より「口から摂る」を意識する

――どんなケアをすればいいですか?

坪内:細胞の内側から改善していくには、やっぱり「肌に塗る」より「口から摂る」が大事です。今、アンチエイジングの分野で注目されているのがALA(5-アミノレブリン酸)という物質です。ALAとは、天然のアミノ酸で、植物や動物の中に自然に存在しています。

ちょっと難しい話になりますが、細胞が若々しくいられるのは、細胞内のミトコンドリアという部分がエネルギーを生み出してくれているから。そして、このミトコンドリアを元気にしてくれるのが、ALAなんです。

細胞が若々しくなると、「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」など美肌に必要な成分を生み出すのを助けてくれるようになります。ある実験では、30代女性にALAを摂ってもらったところ、ヒアルロン酸が1.4%、コラーゲン1.2%増加することがわかりました。

17歳以降低下してしまう体内の◯◯

――コラーゲンやヒアルロン酸が増えるんですね、それは魅力的。

坪内:ALAはもともと私たちの体内で作られている物質なのですが、残念なことに、その量は17歳をピークに減るばかり。そのため大人になったら「口から摂る」必要があるんです。ALAが比較的豊富に含まれている食材は、赤ワイン。でも、1リットルで2ミリグラムしか摂れないんです。

望ましいとされる摂取量は一日15ミリグラムですから、赤ワインだけではとても無理。ALAに関してはやっぱりサプリメントで摂るのが現実的ですね。私もALAのサプリを飲むようにしていますが、手軽でいいですよ。

――15ミリグラム摂ろうしたら、赤ワイン7リットル以上ですよね……。サプリじゃないと無理ですね。

坪内:先ほど「肌に塗る」より「口から摂る」が大事と言いましたが、「肌に塗る」と「口から摂る」を組み合わせるのはアリですよ。ALAを配合したクリームや化粧水がすでに販売されているので、サプリメントと一緒に使うとより効果的です。

実際に、20代から50代の女性を、「ALAクリームとサプリメント使用したグループ」と「いずれも使用しないグループ」に分けて10日後に結果を調べたところ、前者は肌の水分量が平均で120%、弾力量は109%アップしたというデータが出ました。

美容クリニックで専用の機械を用いてするビタミンC導入で、水分量は110%から120%アップすると言われていますから、クリームとサプリだけで同等の効果が得られるのは優秀です。

――秋なってシミやシワが出現することのないように、今から手を打ちたいです。

坪内:そうですね。夏のダメージを放置して、秋になり、そのまま冬に突入すると、お肌の乾燥はさらにひどくなります。サプリとクリームで細胞を内側から変えることを意識してみてください。

取材協力:ALAエイジングケア研究所

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