住民票やマイナンバーカードに「旧姓」も記載できたら、便利になるの?

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住民票やマイナンバーカードに「旧姓」も記載できたら、便利になるの?

結婚しても旧姓を使い続ける女性は少なくありません。そんな女性には朗報となるのか、今月21日、住民票やマイナンバーカードに旧姓を記載できるようになるというニュースが流れました。

対象は希望者のみになる予定。「氏名」の欄に、結婚後の苗字と旧姓を併記できるようになるそうです。2017年度以降制度を整えていくとのことで、実施の時期は未定のようです。

96%の女性が結婚後苗字を変えている

日本では、法律で夫婦別姓が認められていないため、96.2%の女性は結婚すると苗字を夫の姓に変えています(2013年の厚生労働省による人口動態調査)。

でも、実際に姓が変わると、やらなくてはいけない雑事が盛りだくさん。銀行のキャッシュカードにクレジットカード、パスポート、実印、保険などの各種契約……。そのうえ仕事の関係者にいちいち「今回、結婚して苗字が変わりまた〜」なんて周知するのは面倒すぎます。みんなが通ってきた道とはいえ、女性だけがこんな雑事に煩わされるのは、かなりアンフェアな気はします。

実際、働く女性の間では旧姓を使う人は徐々に増えているようです。不動産サイト大手のオウチーノが2013年に実施した調査によれば、20代で24.4%、30代で9.0%、40代で10.3%、50代で5.9%、全体では14.7%の女性が結婚後も旧姓で通しているという結果が。企業側も、調査対象3700社のうち65%が仕事上の旧姓使用を認めています(労務行政研究所による2013年の調査)。

結婚後の雑事は軽減される?

30代の働く女性のためのニュースサイト・ウートピで行った、ユーザーを対象とした世論調査では、「夫婦別姓が可能になったら、あなたは?」という質問に対して、約60%のユーザーが「今の苗字(旧姓)を使う」、約40%が「相手の苗字に変える」と回答(回答数618=8月22日現在)。

この数字を見ると、本心では旧姓を使い続けたいけれど、やむなく夫の姓を使っている人も少なくないのかもしれません。夫婦別姓を支持するかどうかはさておき、今回の措置で、結婚後、女性が煩わされる変更手続きが少しでも軽減されるといいですが。

(編集部)

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