ママもパパもたくさんいるのが普通

ブラジルでは、結婚に関するジョークにこんなものがあります。

「結婚とは愛の足し算であり、自由の引き算であり、問題の掛け算であり、所有物の割り算である」なるほど、かけ算なのは、“愛”ではなく“問題”ですか……。

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また、あるブラジル人の友だちが、こんな話をしてくれました。「学校の友だちには、お父さんやお母さんが何人もいてうらやましかった。うちはどうしてひとりずつしかいないの?って親に聞いていたんだ」

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まわりの友だちの親は離婚・再婚を繰り返していて、お父さんやお母さんが何人もいるのが普通だったそう。ブラジルでは、別れた後も元夫、元妻と親しくつき合うのが一般的で、何かと行事ごとにみんなで集まる人が多いよう。ある意味、先進的かもしれません。

もう一つ、ブラジルの大らかな恋愛ネタを。

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ある10代後半の美しいブラジル人、メリッサには2歳の子どもがいました。でも、それと同時に3歳の“妹”がいると言います。え?どういうこと?

よくよく聞くと、彼女が子どもを産んだのを見て、メリッサの母親もまた子どもが欲しくなり、40代で約20歳年の離れた“妹”を産んだそう。つまり、自分の娘と自分の妹がほぼ同い年……。ワオ。

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その話を、笑顔で堂々と話していた彼女を見て、「さすがブラジル……」と感じ入りました。

新しい生命の誕生は、何があってもおめでたいこと。日本だと他人の目を気にして、いろいろ複雑な感情が生まれそうですが、屈託なく堂々といられるという姿勢はいいなあ。

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そんな恋愛大国(?)のブラジルですが、最近はもっぱらレズビアンが増えているのだとか。大学のキャンパスでは、ストレートのカップルよりも、もはやレズビアンのカップルの方が断然多く、いたるところで女性同士がハグしたりキスしたりする光景が多いようです。おもしろい傾向ですね。

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宇佐美里圭(うさみ・りか)
1979年、東京都生まれ。編集者、ライター。東京外国語大学スペイン語学科卒。在学中、ペルー・クスコにて旅行会社勤務、バルセロナ・ポンペウファブラ大学写真専攻修了。中南米音楽雑誌、女性誌、週刊誌、カメラ雑誌などで働く。朝日新聞デジタルで「島めぐり」「ワインのおはなし」「花のない花屋」などを連載中。ラテン音楽とワインが好きなエピキュリアン。
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