“出産ビンボー”にならないための 妊娠2年前からのお金計画 第10回

34歳で念願の妊娠、はりきり過ぎてベビー用品30万超! 賢くお金を使うには?

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34歳で念願の妊娠、はりきり過ぎてベビー用品30万超! 賢くお金を使うには?

「仕事も楽しいし、パートナーとはもっとふたりきりの時間を楽しみたい。産むとしても数年先かな……となると、産んでもひとりだけかな」そんなことをとりとめもなく考えている30代女性の皆さんに向けて、妊娠2年前から考えておきたいお金の話をお届けしている本連載。
今回は「ベビー用品のお金」。「産んでもひとりだけかな」と考えていると、一度きりだからとつい張り切りすぎて、あれもこれもと買い込んでしまうケースも。チリツモで意外に大きな出費になりがちなベビー用品に関するお金についてまとめました。

〈これまでのストーリー〉

【記事一覧はこちら】妊娠2年前からのお金計画“出産ビンボー”にならないために

現在38歳、大手メーカーに正社員として勤めるAさん。32歳で結婚、34歳から2年間の不妊治療を経て36歳でめでたく妊娠・出産しました。夫はメーカー勤務で世帯収入は1000万円。「一生に一度きりの経験かもしれないから」とベストの選択をし続けた結果、出費は合計で205万円に膨らみ、“出産ビンボー”になってしまいました。

Aさんの妊娠出産に関する費用一覧
不妊治療 : 650万円
出生前診断 : 20万円
妊婦健診 : 19万円
マタニティ・ウェア&シューズ : 8万円
分娩(入院費用、個室料): 115万円
ベビー用品・服 : 30万円
内祝い : 13万円
合計205万円(不妊治療を入れると855万円)

一体何を準備しなきゃいけないの!?

安静にマタニティライフを送ることになったAさん、時間的にはとても余裕ができました。そこで、ちょっと早いですが、生まれてくる赤ちゃんのためのベビー用品を準備することに。Aさんにとって思い通りのマタニティライフではなくなりましたが、わが子との新しい生活を想像しベビー用品を見ていると、とても幸せな気持ちになれるのです。

さてベビー用品と一言でいっても、ベビー用ボディーソープや綿棒などの衛生用品から、衣料品、ベビーベッドやハイローチェアなどインテリア品、そしてベビーカーや抱っこ紐などの移動必需品にいたるまで、とても幅が広いです。

出産後、すぐに使う可能性がある主なベビー用品は以下のものです。

Aさんの場合は30万円

〈Aさんが出産前に購入した主なベビー用品の内訳〉
・ベビーベッド(アップリカ)、西川の布団セット: 4万円
・電動スイング付ハイローチェア&ベッド(コンビ):5万3000円
・ベビー用チェスト(IKEA):2万3000円
・ベビーカー(アップリカ):5万7000円
・抱っこ紐(エルゴ):2万2000円
・衣料品(プチバトー・カーターズなど):6万円
・その他:2万円
衛生用品、哺乳瓶・消毒用品一式、ベビーバス
・玩具(Sassyなど):2万5000円

合計30万円

Aさんは安全な素材であることはもちろん、ほぼすべてにおいて新品の最新モデルを選びました。衣料品や玩具などは、どれを見ても可愛くて買い始めるとキリがありません。

その結果、出産前にもかかわらずベビー用品の購入費はすでに30万円超に。

ベビー用品は実際に使うかわからない

実はAさん、この買い物の中で一番後悔したものがあります。それはベビーベッド。どんなに寝かしつけても、ベビーベッドに置いたところでぎゃん泣きしてしまい、結局毎晩Aさんの布団で添い寝なので、ベッドが邪魔で捨てることになったのです。友人に愚痴ると「え?私はレンタルしたよ。3ヵ月で5000円くらいだったな」と言われショック!

このように、実際に使えるかわからないものがとても多いベビー用品。少し先の季節に着せようと可愛いアウターなど買っておいたとしても、赤ちゃんがどのくらい大きくなるかわかりません。特に出産予定が季節の変わり目の場合、出産日が少しずれるだけで、必要な衣類が変わったりします。

ベビー用品の価格はピンキリ

ベビーカーやチャイルドシートは、毎年新しいモデルが販売されます。価格も2万円程度から10万円以上と幅広く、1年前のモデルなど型落ち品を選ぶだけで、ほとんど変わらない品質で安く購入できる場合も多いです。また衣料品も、おさがりをもらうタダのものから、数万円におよぶ百貨店で扱うブランドものまであります。素材やブランド品などこだわりたい場合は、セールやWEB購入を活用したいですね。

レンタルやオークションだとこの値段

レンタルやオークションでも、最新に近いモデルが手に入ります。人が使ったものに抵抗がある方も大丈夫! レンタルは追加料金で新品を希望することができますし、オークションにはほとんど使用していないものも多く出品されています。

出産ビンボー

レンタル品のよい点は、買うよりも安く済み、使用する期間が終了すると返却できることです。レンタル期間を過ぎたら速やかに返す場所があることで、自宅の限られた収納スペースを占領されずに済むのも大きなメリット。

使う期間が限られているベビー用品は、どこにお金をかけるか優先順位をつけて、ここだけは譲れない!というところと、おさがりやレンタルでいい!というところのメリハリをつけるといいでしょう。新品購入、オークション、レンタルの3つ方法をうまく使い分けることをおすすめします。

(監修:(株)ライフヴェーラ)

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